大阪府の吉村知事はきょう=17日の定例記者会見で、関西各地でクマが出没し、大阪府内でも今月10日に豊能町でクマが目撃されたことを踏まえ、北摂地域を中心にセンサーカメラを従来の50台から100台へ倍増させる方針を示しました。

また6月29日には北摂地域の市町村と対策会議を開く予定であることも説明。

そして「基本的にはまず檻での捕獲を実施する」としたものの、「どうしても捕獲が難しいという場合は条件のもとで、緊急銃猟も行う」という方針も示しました。


■「6月10日に豊能町の公民館付近で確実に子グマが確認された」

吉村知事はまず、4月以降、能勢町・豊能町において、「クマらしき情報」を含めて5件の出没が確認されていることを説明。

その上で「6月10日に豊能町の公民館付近で確実に子グマが確認された」として、対策の必要性を訴えました。

【吉村知事】「“クマらしきもの”というのは、結構確認されることがあるんですけど、今般確実にクマそのものが6月10日に豊能町の公民館付近で確認をされました。

これは子グマだったわけですけれども、付近の住民の方が子グマを確認して、そしてその通報を受けた警察官自身もその子グマを確認しています。

子グマは西側の山に逃げ込んだということですけれども、子グマいるということは、親グマがいますから、母グマがいるということになりますので、これはぜひ注意が必要だと思います。

山あいではありますけど、公民館付近路上で確認されていますので、大阪においてもですね、クマに注意が必要だということです」

■クマ対策 センサーカメラ「100台」へ倍増方針示す

具体的な対策としては、周辺自治体との対策会議を開催し、センサーカメラを従来の50台からさらに50台増やし、100台とすることを説明しました。

【吉村知事】「今後の対策については、非常に重要ですから、特にこの北摂地域でよく見られますので、北摂地域の市町村と対策会議を6月29日に開催します。

クマの目撃情報が多いのは、もう大阪北部に集中していますから、大阪北部で行うと、大阪北部を中心に100台のセンサー(カメラ)を設置するということになります」

■クマ檻で捕まえられなければ条件のもと「緊急銃猟」も

また「東京都がクマの狩猟を解禁した」という報道を引き合いに出し、「大阪は禁止していない」と説明。

その上で「基本的にはまず檻での捕獲を実施する」としたものの、「どうしても捕獲が難しいという場合は条件のもとで、緊急銃猟も行う」と説明しました。

関西テレビ
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