4年前、北海道の知床沖で遊覧船が沈没した事故を巡る裁判で、業務上過失致死の罪に問われていた運航会社の社長に対し釧路地裁は17日禁固5年の実刑判決を言い渡しました。この事故では有田町の70代の男性2人が死亡、1人が行方不明となっています。
この事故は2022年4月、北海道知床沖で遊覧船が沈没し、乗客乗員26人のうち20人が死亡、6人が行方不明となったものです。
この遊覧船には有田町の3人の男性が乗船していて70代の男性2人が死亡し、1人は今も行方不明のままです。
【知床遊覧船 桂田精一社長】
「この度はお騒がせしまして、大変申し訳ございませんでした」
遊覧船の運航会社社長・桂田精一被告は、「悪天候が予想される中で船を出航させた」として、業務上過失致死の罪に問われています。
これまでの裁判では桂田被告が事故を予見できたかが争点となっていました。
17日開かれた判決公判で、釧路地方裁判所の水越壮夫裁判長は、「運航基準を超える悪天候の中、出航させることは沈没などの事故を予見でき、被告には過失がある」として、桂田被告に求刑通り禁固5年の実刑判決を言い渡しました。
