2026年5月に農業用コンテナを売る名目で、熊本・宇城市の男性から1万5000円をだまし取った疑いで、和歌山県に住む男が6月16日に逮捕されました。男は5月に玉東町で大量のコンテナが盗まれた事件について、6月15日に警察に出頭してきました。警察は共犯者の有無や余罪などを調べています。
情報サイトに「コンテナを売る」と掲載
詐欺の疑いで逮捕されたのは、和歌山県紀の川市に住む自称・アルバイト従業員山際彪容疑者(26)です。

警察によりますと、山際容疑者は5月20日にインターネットの情報サイトに「コンテナを売る」と掲載。これを見て、購入を申し込んだ宇城市に住む会社員の男性からコンテナ60個分の代金として、美里町の金融機関で1万5000円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。

熊本県内では5月に玉東町の青果卸業者から農業用コンテナが大量に盗まれ、情報サイトを通じて購入した人もいました。コンテナについては、中東情勢の影響でプラスチック原料のナフサの供給が不安定であることから、製造が順調ではないということです。

被害に遭ったヤマト青果の狩野勝次代表取締役は「なくなった分を注文しても現在、製造ができない。50パーセント以上値上げも…。(被害額は)100万円超。警察に出頭し、品物を返してもらうのが一番」と話していました。
6月15日に玉名警察署に男が出頭
この窃盗事件の捜査で山際容疑者が浮上。警察が調べを進めていたところ、6月15日夕方、玉名警察署に出頭してきました。

調べに対し、山際容疑者は「自分がやったことに間違いない。借金があり、生活費に困っていた」などと話し、警察は16日に詐欺の疑いで逮捕しました。

容疑者逮捕にヤマト青果の狩野勝次代表取締役は「ホッとしている。とにかく現物を返してほしい。何で和歌山の人が熊本まで来て、コンテナを盗むのか」と話します。

警察は、コンテナの窃盗についても調べを進め、共犯者の有無や余罪などを追及しています。
(テレビ熊本)

