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プレスリリース配信元:株式会社EXIDEA

Google AI Overview 19,826記事の大規模分析。E-E-A-T関連5項目のうち、引用されやすさと最も強く関連していたのは“出典・参照元の明示”だった

株式会社EXIDEA(本社:東京都中央区、代表取締役:小川卓真)は、AIOが日本語検索結果のうちどのような記事を引用しているかを19,826記事の大規模データで分析し、E-E-A-T関連5項目のどれが引用されやすさと関連しているかを定量的に検証しました。




Google AI Overview(以下AIO)への対応を進めるSEO・コンテンツ担当者の現場では、E-E-A-Tの重要性は理解されつつも、実務上は次のような判断に迷う場面があります。

「監修者を入れてるけど、AIO対策として意味ある?」
「E-E-A-Tを考慮したいが、著者情報・資格・出典・体験談のどこから優先すべきか判断しづらい」
「体験談やレビューがユーザーにとって価値があるのはわかるけど、AIOの回答根拠になってるの?」


監修者を記載する意味があるか考える担当者

本リリースでは、SEO・コンテンツ担当者がAIO時代のE-E-A-T投資の優先順位を考えるうえで参考になる4つのファクトを共有します。

本調査結果の要点

- AIOに引用されやすい記事は、「専門家監修」よりも「出典・参照元の明示」が強く関係していた。
- 再現性の低い独自体験やレビュー中心の記事は、AIOに引用されにくい傾向が見られた。
- 専門資格や肩書きを具体的に明示している記事は全体の8.5%にとどまり、多くの記事でE-E-A-T整備が表面的になっている可能性がある。

調査の概要


※本調査では、AIOが表示された検索結果に出現したURLを母集団とし、そのURLがAIO回答内で引用されたかを二値で判定しています。「AIO引用率」は、この母集団のうちAIOに引用されたURLの割合を指します

1. 「監修あり」だけでは足りない。資格・肩書きまで明示できている記事は8.5%

まず素朴な集計として、専門資格・肩書きを明示している記事と明示していない記事のAIO引用率を比較しました。明示している記事のほうがAIO引用率は明確に高い結果となりました。

図1:専門資格・肩書きの「明示あり」「明示なし」でのAIO引用率比較(n=19,826記事)。明示ありは49.5%、明示なしは42.9%で、+6.6ptの差。


注目したいのは記事数の内訳です。19,826記事のうち、専門資格・肩書きを具体的に明示している記事は1,684件となり、全体の8.5%にとどまります。多くの記事で「監修」と表示はしていても、肩書きの明示まで踏み込めていない実態がうかがえます。

ただし、このAIO引用率 6.6ptの差は、他のE-E-A-T要素を踏まえずに集計した素の比較です。
実際には「専門資格を明示している記事は、出典明記や著者情報も同時に整備されている」可能性が高く、6.6ptという数字をそのまま「資格を明示すれば引用率が上がる」と読み替えることはできません。次のファインディング2.で、5要素を同時に踏まえた分析結果を確認します。

2. AIOに引用される記事は、「誰が言ったか」より「何を根拠にしたか」が見られている


ムキムキの根拠くん

E-E-A-T関連5項目を同時に踏まえると、各要素の引用されやすさへの関連はどう変わるのか。本調査では、5要素を同時に投入した多変量分析を行い、ある要素が他の要素と相関する影響を取り除いたうえで、それぞれの独立した関連を推定しました。

図2:E-E-A-T関連5項目の単純集計での引用率差(薄色)と、5項目を同時に踏まえた多変量分析での関連の強さ(濃色)。最上段の「出典・参照元明示」が最も引用されやすさと関連し、最下段の「独自体験・レビュー」だけが唯一マイナス方向。



単純比較では「専門資格・肩書き明示」が+6.6ptと優位に見えましたが、5要素を同時に踏まえると、その独立した関連はオッズ比1.02まで小さくなります。順位としては、出典明記(オッズ比1.17)が最も高く、著者情報(同1.10)が続き、資格明示(同1.02)は相対的に弱いという序列が確認されました。

実務的に言い換えると、「○○監修」と表示するだけより、記事内の主張ひとつひとつに出典URLをきちんと添えている記事のほうが、AIO引用と正方向の関連が強い、という結果です。

3. 体験談は強みになる一方で、AIOの回答根拠にはなりにくい可能性

もうひとつの注目点は、E-E-A-T関連5項目のうち、単純比較・多変量のいずれでも一貫してマイナス方向に振れたのが「独自体験・レビュー主軸」だけだったことです。

体験談の採用を拒否していくAIOくん



AIOは情報を求めるクエリに対して、汎用的・再現可能な回答を生成する仕組みです。「私が使ってみた感想では」「私の経験では」といった再現性のない主観的記述は、一般的な回答の根拠として採用しにくいことが背景にあると考えられます。

一方で、「Experience(経験)」はGoogleが公表するE-E-A-T評価ガイドラインでは依然として重要な要素とされています。本調査の結果は、AIO引用と通常検索ランキングで評価軸が部分的にズレている可能性を示しているとも言えます。
本調査だけで「体験談を削れば引用される」と断定はできませんが、情報提供型の記事で体験談を主軸に置く構成は、AIO上では引用されにくくなる傾向が確認されました。

4. AIO対策では、E-E-A-Tを“全部強化”するより優先順位を決めるべき

本調査で最も実務的に重要な発見は、E-E-A-Tの内部にも序列があり、その序列は「Trust(信頼性・根拠)」系が「Expertise(専門性)」系を上回る形になっていたことです。


従来のSEOでは「E-E-A-Tは全方位で強化する」という指南が主流でした。本調査の結果は、AIO対策ではE-E-A-T内部に優先順位があり、「○○監修」のラベルを足すよりも、記事内の主張に出典URLをひとつずつ添える、著者名と経歴ページへのリンクを設置するといった、根拠と書き手の身元を“紐づけて見えるようにする”施策のほうが、AIO引用と正方向の関連が強いことを示唆します。

通常検索ランキングとAIO引用では、E-E-A-Tの効きどころが部分的にズレている可能性があります。AIO対策を考える際は、通常SEOとは別の優先順位で投資を考える必要があると整理できます。

担当者が今すぐ確認すべき4つのポイント

今回の結果を踏まえると、AIO対策で最初に見るべきなのは「専門家監修を入れているか」だけではありません。
記事の中で、根拠・著者・体験談の扱い方がどう設計されているかを確認することが重要です。
1. 事実や数値に、出典URLが添えられているか
まずは既存記事の中で、数値・制度・調査結果・専門的な主張に出典URLが付いているかを確認してください。「なんとなく正しそう」な文章ではなく、何を根拠にそう言っているのかが見える状態にすることが重要です。
2. 著者情報が、読者にもAIにも分かる形になっているか
記事下部に名前だけを置くのではなく、著者の所属・経歴・専門領域が分かるページへつなげるのが理想です。最低限、誰が書いた記事なのか、なぜその人が語れるのか が分かる状態にしておきたいところです。
3. 体験談やレビューが、記事の主軸になりすぎていないか
特に「○○とは」「○○の仕組み」「○○の選び方」のような情報提供型の記事では、主観的な感想だけでは根拠として使われにくい可能性があります
体験談をなくす必要はありません。ただし、本文の中心は事実・出典・第三者データに置き、体験談は補足として使う方が安全です。
4. E-E-A-Tを全部同じ優先度で整備していないか
E-E-A-Tは重要ですが、AIO対策ではすべてを同じ優先度で整備するより、まずはTrust系の見直しから始める方が現実的です。
具体的には、出典URLの明示、著者情報の整備、主張と根拠の紐づけ を優先して確認する。
そのうえで、専門資格・監修者情報・体験談の扱いを整えていく流れがよいでしょう。

EmmaToolsは、AI検索時代のSEO運用を支援します

今回の調査から、AIO時代のSEOではE-E-A-T関連5項目の中でも「出典明記」「著者情報」といったTrust系を優先的に整備することが、AIに引用される記事の傾向を考えるうえで、優先して確認すべきポイントになる可能性が示されました。

EmmaToolsは、本調査で得られたデータも活用しながら、SEO記事の作成・リライト・改善を支援するSEOライティングツールです。AIに引用・言及されやすい構造の整理、比較・ランキング記事のテンプレート設計、キーワード優先度の可視化など、AI時代のSEO運用に必要な打ち手を支援します。

「『監修者』はつけているのに、なぜかAIに引用されない」
「比較記事でも自社が候補として挙がってこない」
「AI時代のE-E-A-Tで、何から手をつければいいか整理できていない」


このような課題をお持ちの方は、EmmaToolsまでご相談ください。
お問い合わせ
EmmaToolsに関するお問い合わせ・資料請求はこちらから受け付けております。
本調査の詳細データや、業界別の引用率の内訳は、個別相談・お打ち合わせの中でご関心のある業界に絞ってご紹介しています。
・EmmaToolsサービスサイト:https://emma.tools

調査手法の特徴

本調査は、SEO担当者の主観や事例の積み上げではなく、Google AI Overviewが表示された日本語検索結果のURLを大規模に解析し、「どのE-E-A-T要素がAIO引用と関連しているか」を定量化している点に特徴があります。

注記
- 本調査はGoogle検索結果のスナップショット(2026年2月~3月取得)に基づくものであり、AIO回答の内容は随時変動します。結論も時期によって変わる可能性があります。
- 本分析は相関分析であり、因果推論ではありません。「体験談を削れば引用率が上がる」「出典URLを増やせばAIO引用率が上がる」と断定するものではなく、「他のE-E-A-T要素が同程度のとき、その要素の有無と引用されやすさの間に正方向/負方向の関連が見られた」という知見です。
- E-E-A-T関連5項目の有無判定はLLM(gpt-5-nano)による自動分類のため、一部に判定誤りが含まれる可能性があります。
- 別途、コンテンツ量・構造・公式サイト度などを含む40項目を統制した多変量モデルでは、E-E-A-T要素の係数はさらに小さくなります。これはE-E-A-T要素とコンテンツ全体の品質が強く共起しているためで、本調査の結論を否定するものではありません。
- 本調査は日本語検索を対象としており、他言語での傾向は異なる可能性があります。
- 「最も強く関連していた」「マイナス方向の関連」などの定性表現は、本調査で確認されたE-E-A-T関連5項目の単純比較値と多変量分析の係数(オッズ比)に基づくものです。

会社概要

会社名:株式会社EXIDEA(https://exidea.co.jp
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-14 KDX銀座一丁目ビル4階
代表者:小川 卓真
設 立:2013年5月
資本金:1,500万円
従業員数:76名(連結)※2026年5月末現在
事業内容:BtoBブランディング支援、BtoBマーケティング支援、動画制作・動画マーケティング、マーケティングツール開発提供、SEOコンサルティン、Webメディア運営

EXIDEAは、クリエイティブとデジタルマーケティングを融合した「カテゴリーデザイン」によって、企業の新たな成長を支援します。AI機能を搭載した自社開発のマーケティングツールの提供と併せて、ビジネスの戦略策定から実行・改善まで一貫して伴走します。

AI機能搭載のオールインワンSEOツール EmmaTools|https://emma.tools
BtoBブランディング W/A|https://wa-concept.net
BtoBマーケティング 180°|https://exidea.co.jp/180
動画マーケティング CINEMATO|https://cine-mato.com
総合比較メディアHonNe(ホンネ)|https://exidea.co.jp/blog
JET-Robotics(ロボット導入支援プラットフォーム)|https://jet-mfg.com
WiMAX比較.com| https://xn--wimax-lu8k074r.com

本件に関するお問い合せ

株式会社EXIDEA カテゴリーグロース本部 広報担当
E-mail:pr@exidea.co.jp
TEL:03-5579-9934(受付時間:平日9時~18時)

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