千葉・柏市にある食堂「わとか食堂」。
日替わりで提供される人気の「鯖の西京焼き定食」は、脂の乗ったサバが西京味噌にじっくりとつけ込まれていて、うまみが凝縮された一品です。

この食堂では6月1日から、ランチタイムにご飯のおかわり無料と大盛無料のサービスを始めたといいます。
店内では早速大盛を注文するお客さんの姿が。

ご飯大盛りを注文した人は「仕事で体を動かすので、大盛無料にしていただけてると、このご時世、本当にありがたい」と話しました。

この店では以前にも大盛無料を行っていましたが、コメ価格の高騰を受け、2024年9月に休止。
しかし、昨今のコメ価格から、サービスの復活を決めたと言います。

わとか食堂 柏豊四季台店・高野紀子さん:
(コメ価格)一番高かったときに比べると、だいたい2割3割ぐらい安くなった。お客さまにおなかいっぱいになって帰ってもらいたい。

全国のスーパー約1000店舗で販売されたコメの平均価格を見てみると、最新の店頭平均価格は、5kgあたり3644円。
3週連続で値下がりしているんです。

コメの値下がりは埼玉県内のスーパーでも見られました。
5kgで3000円を切った令和7年度産のおコメがたくさん積まれていて、多くの人が手に取っていました。

店の担当者に安くなった理由を聞いてみると…。

ヤオヒロ東店・藤井正仁店長:
(コメが)余ってる傾向があるみたいで、問屋さんの方から「量売ってもらいたい」との話が来るので、頑張って安く売っている。

全国からコメが消えた“令和のコメ騒動”から一転、今度はコメが余っていると言うんです。
千葉・山武市にあるコメの生産現場を訪ねると、驚きの光景が広がっていました。

米のたけやま・伊藤享兆代表:
ここにあるのは全て(令和)7年度産のお米。本来であれば今この時期では販売しきってなくなる原料(お米)ではあるんですけど。

倉庫の3分の1にあたる約400トンの在庫を抱えていました。
外国産米や政府備蓄米が安く販売された影響で、高値だった7年度産が残ったのだといいます。

米のたけやま・伊藤享兆代表:
ここまでお米が売れないっていう状況は、いままでにありませんでした。コメのだぶつき・余りは深刻な状況。売るために価格がどんどん下がっていく。(当時)仕入れた価格が高いので結構ギリギリ。差損は出ている。