夜が明ける前の午前5時、高知市のスポーツコンセプトバー「トリプルクラウン」には約30人が集まりました。
目的はサッカーワールドカップ・日本対オランダ戦のパブリックビューイングです。
試合後は仕事へ行く人:
「8時半には出社ですよ。しっかり勝って出社したいと思います。2対1で、日本でトーナメント1位通過で」
朝4時起きで応援:
「メチャクチャ眠たいです。僕も命をかけて来ているので、みなさん応援よろしくお願いします」
川村和久アナウンサー:
「私も日本がオランダに勝ってほしいという意味を込めて、このオランダ天を食べてゲン担ぎです。いただきます。おいしい!」
世界ランキング18位の日本が格上、8位のオランダに挑む注目の一戦。
前半はオランダのペースで進みゴール前でピンチを迎えますが、キーパー・鈴木の好セーブで得点を与えません。
店内:
「あ~よしよし」
何とか前半をスコアレスで折り返した日本ですが、試合が動いたのは後半5分でした。右サイドからのクロスにオランダのキャプテン、ファン・ダイクが合わせ先制を許します。
観客:
「後半もまだまだ時間あるので、挽回してほしいです」
日本の反撃は失点から7分後の後半12分でした。左サイドで久保からパスを受けた中村。ディフェンダーの股の間を打ち抜くシュートで同点に追いつきます。
観客:
「やってくれました!このまま右肩上がりですよ」
しかし、後半19分。オランダは右サイドから攻撃を仕掛けます。FWサマービルがゴール左隅に決め、再びリードを奪われます。
高知から開催地のアメリカへ声援を送るサポーター。その思いが届いたのは試合終了間際でした。日本はコーナーキックのチャンスを得るとキッカーは伊東純也。
小川のヘディングシュートが鎌田に当たり、土壇場で同点に追いつくと高知のサポーターもこの日一番の盛り上がりを見せました。
このまま試合は2対2で終了。格上、オランダ相手に日本は貴重な勝ち点1を獲得しました。
観客:
「同点なんでセーフです。次です次」
観客:
「最高のゲームでした。勝って決勝に行くぞ日本!」
日本代表・森保一 監督:
「勝てなかったのは残念ですけど、選手たちが2回リードされても諦めず、チーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦い抜くということを実践してくれて勝ち点1が取れた」
試合終了から約30分後の午前7時半。町には熱戦を見た後に通勤・通学する人の姿がありました。
高知国際高校・1年:
「勇気もらって、僕も部活をしているので頑張っていきたい。鎌田さんの同点ゴールが印象的で、最初は負けると思ってたんですけど同点になってうれしいです」
通勤中の人:
「いや~良かったですね」
Qこれから仕事どうですか
「メチャクチャ頑張ってできるなっていうところで最高です」
初戦から早朝の日本を熱狂させたサムライブルー。次の試合は日本時間で6月21日(日)に世界ランキング45位のチュニジアと対戦します。