蔵王の山頂付近では、立ち枯れが深刻化している蔵王のシンボル・樹氷の再生に向け、山形市の奉仕団体が「オオシラビソ」の種まきをした。

今年で3回目となった「樹氷再生プロジェクト」は、山形市の奉仕団体「山形西ロータリークラブ」が実施しているもの。

きょうは、樹氷の形を作る「オオシラビソ」、いわゆる「アオモリトドマツ」の種まきを行った。

この種まきには、山形西ロータリークラブの会員のほか、3年続けて参加している村山産業高校の生徒など合わせて60人が参加した。

参加者は、木枠で囲ったほ場の土に、指などで1センチほどの穴を掘り、丁寧にオオシラビソの種をまいていた。

こちらは、山形西ロータリークラブがおととしまいた種から育ったオオシラビソの稚樹。

大きいもので10センチの高さまで育っているが、植え付けができるようになる20センチほどの高さに成長するには、あと5~6年ほどかかるそうだ。

蔵王のオオシラビソは、2013年にガの幼虫による大規模な食害などで、約2万3000本が枯れてしまっている。

(村山産業高校3年生)
「オオシラビソが枯死している現状なので、将来的には枯死がなくなり、私たちのこうした取り組みで本来の蔵王を取り戻してほしい」

(山形西ロータリークラブ 五十嵐信会長)
「森を守るっていうのが大事なので、最終的にオオシラビソが同じように生えてくれて、気候の問題もあるが樹氷が残せたらうれしい」

奉仕団体の関係者や村山産業高校の生徒たちは一日で、オオシラビソの種を約4800粒まいた。

さくらんぼテレビ
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