高市総理大臣は13日午後、フランスのエビアンで開催されるG7サミット(主要7カ国首脳会議)への出席と、それに先立って行われるイギリス、イタリアでの首脳会談に向けて日本を出発するにあたり、記者団の取材に応じた。
まず高市総理は、イギリスのスターマー首相、イタリアのメローニ首相との会談について、安全保障分野での議論の他に「AI、量子、宇宙、半導体、洋上風力などの分野において、先端技術開発やサプライチェーン強靱化に向けて、さらに協力を強化すべく、しっかりと議論したい」と述べた。
そして、自身にとって初めての参加となるG7サミットについては、エネルギー安全保障など喫緊の課題について、「首脳間で議論をして、G7が連携・結束して国際社会の諸課題への対応を主導していくという姿勢を示したい」と強調し、
▲G7の同志国で連携し、不当な輸出制限などに反対し、対抗すること
▲アジアなどの石油備蓄強化の支援とIEAとの連携を進めること
▲産油国と消費国の連携を強化し、威圧的な行為を無力化すること
の3項目を各国に提案することで、「日本が主導する『パワー・アジア』の理念を、国際社会へと広げていきたい。アジアの代表として出て行くんだという思いを持って、インド太平洋の視点も含めて、日本の立場と取り組みを積極的に発信していきたい」と述べた。
その上で、高市総理は、重要鉱物の安定供給を目指して、「日本が主導してG7各国の備蓄制度立ち上げを支援するとともに、各国の制度の相互連携を行う、『共同備蓄連携構想』を提案する予定だ」と明かした。