熊本市立の中学校の部活動についてです。市ではこれまでの部活動の在り方を見直し、指導者として社会人や大学生などを広く活用する『新しい学校部活動』を来年9月から開始する予定です。
9日は今後、必要な指導者の確保につなげようと講習が行われ、その講師をサッカー元日本代表選手が務めました。
9日、熊本市内の体育館で行われたサッカーの指導者講習です。
講師を務めるのは、サッカー元日本代表の宮市 亮 選手。
かつてイングランドの名門『アーセナルFC』でプレーし、現在はJ1の『横浜F・マリノス』に所属します。
宮市選手は、熊本市が来年9月からの開始を目指す『新しい学校部活動』に賛同し、今回、講師役を担いました。
現在、国は少子化や教員の働き方改革を受けてこれまで学校単位で行っていた中学校の部活動を、地域のクラブや団体などにゆだねる『部活動の地域展開』を進めています。
しかし、熊本市では教育的意義などの観点から『新しい学校部活動』として活動を継続させることを決めています。
ただ、大きく変わるのは指導者を誰が務めるかという部分です。
今後は兼職兼業の許可を受けた教職員に加え、人材バンクを設置して社会人や大学生などを広く活用しようと市民に参加を呼びかけていきます。(報酬・時給1100~1600円)
今回の指導者講習はそうした取り組みを市民に広く周知し参加を促す目的で行われ、『指導者候補』となる大学生などの参加者は、宮市選手の声掛けの仕方や指導方法を見て学んでいました。
【大学生(2年)】
(今後は大学生も指導者として関わってほしいということだが?)
「機会があれば、ぜひ参加したい」
【大学生(2年)】
「地域や保護者との協力も部活動を存続させるためには必要と思うから自分もできることがあれば協力したい」
熊本市では、今後もこうした機会を設け、指導者の確保につなげたいとしています。