唐津市相知町の町切地区で、江戸時代から続く伝統の水車が今年も設置され、涼しげな音を響かせています。

唐津市相知町の町切地区では毎年5月の田植え前に、地元の保存会が中心となって水車を設置しています。
水車は直径約3.5メートル、重さは約140キロで、水路から水をくみ上げる涼しげな音を響かせています。
江戸時代から伝わる伝統の水車は、“洪水対策”として作られたのが始まりでした。

【自然と暮らしを考える研究会 石盛信行代表】
「水車を取り付ける前はたくさんの災害が繰り返し起きていた」

洪水からコメを守ろうと、高い場所の土地を田んぼに変え、低い水路から水をくみ上げる水車を設置したとされています。
数年前からは水車の周辺でのコメ作りは行われていませんが、先人の知恵を次世代に伝える貴重な場所になっています。

【自然と暮らしを考える研究会 石盛信行代表】
「近くの幼稚園や小学校、高校の水文化の学習、環境学習のために活用している」

町切水車は今年も9月下旬まで回り続けるということです。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。