移転場所の選定をめぐり、町と商工会などの間で意見が割れていた高千穂中学校について、高千穂町は高千穂小学校の隣接地を候補地とすると表明しました。
高千穂中学校は急傾斜地特別警戒区域に囲まれた場所にあり、校舎も古いもので築62年と老朽化しています。
町は旧高千穂温泉跡地への移転を計画していましたが、商工会などの団体は高千穂高校の校舎の活用などを求め、町は町民にアンケートを取るなどして場所の選定をやり直しました。
そして5日に開かれた町議会で甲斐宗之町長は、中学校の移転候補地を高千穂小学校に隣接する民有地にすると表明しました。
理由については「小中学校の連携強化などを進めるには、小学校の隣接地が適している」「土地の安全性に問題がなく財政負担も抑えられる」としています。
(高千穂町 甲斐宗之町長)
「子供たちが高千穂町で良かったと思っていただけるように、しっかりした充実した教育環境を整えていきたい」
町では、移転場所について広報誌などで町民に理解を求め、2030年度末を目標に中学校の整備を進める方針です。