兵庫県たつの市で親子2人が殺害された事件で、死亡した容疑者の実家から包丁がなくなっていたことがわかりました。
さらに事件後、容疑者が被害者の家の中を歩き回っていた可能性があることも判明しました。
先月19日、兵庫県たつの市の住宅で、田中澄惠さん(74)と次女の千尋さん(52)が、刃物で刺され死亡しているのが見つかりました。
かつての隣人大山賢二容疑者(42)が殺人容疑で公開手配されていましたが、3日、市内の川で死亡しているのが見つかりました。
先月26日、警察が大山容疑者の実家を家宅捜索した際、関西テレビのカメラはケースに入った包丁が押収される様子を捉えていました。
捜査関係者への取材で、大山容疑者の実家から8本セットの包丁ケースが見つかりましたが、そのうち1本がなくなっていたことが分かりました。
警察はなくなった包丁が凶器に使われた可能性もあるとみています。
ほかにも実家からは、ひらがなで「しねん」と書かれた紙が見つかったということです。
また、事件現場には被害者の血がついたスリッパも残されていました。
スリッパは田中さんの家にあったもので、玄関から台所や洗面所、風呂場などに血を踏んで移動した足跡があったということで、警察は大山容疑者が2人を刃物で刺したあと、スリッパをはいて家の中を歩き回った可能性もあるとみています。
さらに、部屋の中には大山容疑者の血痕も複数見つかっているということで、警察は動機や死亡の経緯など全容解明に向けて捜査しています。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年6月5日放送)