5年に1度行われる国勢調査。2025年の速報値がまとまり、岡山県と香川県の人口は、減少数と減少率がともに過去最大となりました。両県の知事は危機感を示しました。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「今回は(減少率が)4.2%なのでぐっと落ちてきた。この先緩やかになることはなく勢いをつけて5年ごとに落ちていくことが想定されているので大変な時期に入っていく」
岡山県の伊原木知事は、5月28日の会見で危機感を示しました。
岡山県の人口は2025年の国勢調査の速報値で180万8664人となり、2020年の前回の調査から7万9768人減って減少率は4.2%でした。減少は2010年から4回連続で、減少数、減少率ともに過去最大となりました。
早島町以外の26市町村が減少となっていて、中でも岡山市は1940年以来、85年ぶりに減少に転じました。そうした中、県は、女性などの県外流出が深刻だとして対策を強化しています。
特にリモートワークなど、女性が県内にいながらもデジタル技術を使った多様な働き方を実現できるよう、支援事業を進めています。
一方、香川県の人口は速報値で90万7725人となり、前回の調査から4万2519人減って減少率は4.47%でした。減少は2000年から6回連続で、減少数、減少率ともに過去最大となっています。
香川県の池田知事は「強い危機感を持っている。若者の県外流出への対応として魅力ある働く場の創出や県内への進学・就職促進に取り組む大学を支援する」などとコメントしています。