瀬戸内海で養殖カキが大量に死んだ問題を受け、岡山県は6月から養殖している場所の塩分濃度を24時間計測することを決めました。より細かい調査で被害の軽減につなげる狙いです。
県によりますと、塩分濃度の24時間計測は瀬戸内市と備前市の養殖海域で行います。いかだに観測機器を設置して水深2メートル地点の塩分濃度を計測し、データベース化します。月2回、海水を採取して計測する現在の方法と比べ、より早く、細かいデータが得られ、いかだを塩分濃度が低い場所に移動させれば被害の軽減が期待できるとしています。
2025年11月と12月の県内の養殖カキの生産量は前の年の同じ時期と比べ7割減の約206トンにとどまっていて、高い水温が続いたことに加え、雨が少なかったことで塩分濃度が上がったことが要因の一つと見られています。
24時間計測は6月下旬から秋にかけて行う予定で、県ではタイムリーなデータを生産者に提供し対策を取ってもらうことで被害防止につなげたいとしています。