世界三大映画祭の1つ、「カンヌ国際映画祭」の授賞式が5月24日の未明、フランスで行われました。最高賞・パルムドールの候補に入っていた、岡山県奈義町で撮影された映画、「ナギダイアリー」は受賞を逃しましたが、地元では期待が高まっています。
今回のカンヌ国際映画祭では深田浩司監督の作品、「ナギダイアリー」など日本の3作品が、最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門にノミネートされていました。
「ナギダイアリー」は俳優の松たか子さん主演で、松山ケンイチさん、石橋靜河さんらが出演する映画です。奈義町がモデルの「ナギ」を舞台に、彫刻家と東京生まれの建築家の2人の女性を中心に繰り広げられる物語です。
2025年3月から4月にかけて、町内で撮影が行われ、町民も手作りのロケ弁当を用意するなど、撮影を後押ししました。
(住民)
「町民の皆さんが、手伝いを呼んで呼んで…(ご飯を)作るだけでも40~50人になった」
「自分たちが住んでいるまちのことを知っている方が一気に広がるのが楽しみでしかない」
パルムドール獲得はならなかったものの、コンペティション部門ノミネートで、秋の公開に向けて期待が高まっています。
(奈義町・奥正親町長)
「コンペティション部門に出たというだけでも、世界の映画の20作くらいの中にはいったことは素晴らしいこと。そのお祝いをしようと思う。」
「映画で使った小物もあるようなので、(今後)撮影の雰囲気を味わってもらおうと思う」
奈義町では今後、町内にある観光案内所で監督や出演者への寄せ書きを始めるほか、映画祭出品を祝う懸垂幕もお目見えする予定です。映画「ナギダイアリー」は9月25日から公開される予定です。