きょう=18日、兵庫県豊岡市は最高気温が35.3度となり、近畿でことし初めて、”猛暑日”を記録しました。
このほか京都府宮津市で34.6度、舞鶴市で34.4度を記録するなど近畿・徳島の49地点で30度を超える真夏日となりました。
早くやってきた暑さは私たちの食卓にも影響を及ぼしています。
その1つがブロッコリー。急激な気温上昇で生育が想定以上に進み、収穫が追い付かず、栽培していた8割を廃棄したという農家も。
「売り上げは50万円くらい見込んでいたけど、実際は7~8万円。初めての経験で想定外」と語っています。
■ブロッコリーは「花が咲くと出荷できない」
ビタミンCやたんぱく質が豊富なブロッコリーは、消費量が多く、国民生活に重要だとして、国が定める「指定野菜」に52年ぶりに新たに追加されました。
大阪府高槻市の農園ではブロッコリーを3月に作付けし、今月上旬に収穫する予定でしたが、畑にはブロッコリーが見当たりません。
【ベジ彩ファーム 石河佑介社長】「ブロッコリー植えていたんですけど、収穫遅れて、一気に成長進んで。全部抜いてしまった」
ブロッコリーは花が咲いてしまうと、商品にならないといいます。
【ベジ彩ファーム 石河佑介社長】「これとかもう完全に黄色い花が全部咲いて出荷できない。全部だめでした…」
この暑さで8割近くのブロッコリーを廃棄することになりました。
■暑くて一気に生育進み収穫時期を逃すことも
山あいにあるこちらの農園は平地より涼しく、平年はこの時期、ブロッコリーの栽培に適した20度前後でした。
しかし、ここ数日は気温が30度近くにまで上がっているといいます。
【ベジ彩ファーム 石河佑介社長】「本来はこの『花蕾(からい)』がきれいなドーム型。でこぼこすると、生育進みすぎて、収穫遅れ。
きのうはドーム型やったのに、今日見たら『でこぼこなってるやん』と。ここまで暑いと」
(Q.きのう取っとけば良かった!とか?)
【ベジ彩ファーム 石河佑介社長】「もう本当にそうです。1日の判断で一気に差が出てきます」
■見込んでいた売り上げ50万円も実際は7~8万円に
売り上げへの影響は深刻です。
【ベジ彩ファーム 石河佑介社長】「売り上げは50万円くらい見込んでたけど、実際は7~8万円。初めての経験で想定外」
たくさん食べたい「指定野菜」のブロッコリーですが、今後も「早すぎる夏」への不安は募ります。
【ベジ彩ファーム 石河佑介社長】「これが毎年続くのであれば、品質を保つのが難しくなるので、春ブロッコリーつくるのあきらめないといけなくなる。農家としても今後の作付けを考えていかなあかんなと」
(関西テレビ「newsランナー」2026年5月18日放送)