先月、富山県高岡市の出町市長が活断層を理由に、高岡駅南側への市役所移転は厳しいとする発言をしたことに対して、地元自治会が提出した発言の撤回を求める要望書に市長が回答しました。

市へ要望書を提出していたのは、高岡駅南側に位置する下関校下連合自治会で、(北林和正会長)発言の白紙撤回や生じた影響への対応を求めていました。

これに対し、出町市長は改めて「国土地理院が公表しているものを発言したにすぎない。市民に混乱や不安を生じさせていない」として、発言を撤回しませんでした。

2015年に国土地理院が公表した資料では、高岡市の中心市街地に活断層の存在が示され、市では、公表以降、詳細な調査を国に求めていますが、全国的に見て優先度が低いため調査は行われていません。

回答を受けて自治会の北林和正会長は、「発言を受けた市民の不安に寄り添う回答がされていない」とし、改めて要望書の提出を行う考えを伝えました。

*下関校下連合自治会
「地域住民に寄り添う気がないんだなと思いました。市長から明確な言葉をいただかないと逆に納得できなくなってきた。行政はこういうケアをしますとか、こういう寄り添いをしますという言葉がほしかった。納得いかないです」

富山テレビ
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