岩手県大槌町の山林火災では、全国から派遣された緊急消防援助隊とともに、地元の消防団が消火に当たりました。副団長として指揮を取った男性は「住宅の延焼阻止を最優先に活動した」と語ります。

大槌町消防団 芳賀潤副団長
「48時間くらい寝ずに色々な現場を歩きながら、(福祉施設の)らふたぁヒルズや三陸園の高齢者を避難させていた」

過酷な消防活動を振り返るのは、大槌町消防団の副団長・芳賀潤さんです。
福祉施設を運営する社会福祉法人の理事長も務めています。

大規模な火災が発生した4月22日には、出火場所の一つである小鎚地区に駆けつけ、陣頭指揮を取りました。

大槌町消防団 芳賀潤副団長
「西風が強かったので延焼がどんどん拡大していった。そういう意味では火の怖さを改めて実感した」

老人ホーム「らふたぁヒルズ」にも火の手が迫りました。
4月22日の夜には辺り一面が炎で真っ赤に染まりましたが、消防や消防団による懸命の放水で、建物への延焼はくい止められました。

大槌町消防団 芳賀潤副団長
「とにかく住家、建物に延焼させない。山火事がどんどん燃え下がってくる、それを家屋に延焼させないよう、くい止めることに必死だった」

強い使命感を宿しながら、消防団の消火活動は5月2日に鎮圧が宣言されるまで続けられました。

現在は地元の消防とともに鎮火に向けたパトロールを行っています。
芳賀さんは二度と山火事が起きないよう強く注意を呼びかけています。

芳賀副団長は、「とにかく火の用心をお願いします、それだけ。とにかく一人一人が注意するしかない」と話していました。

岩手めんこいテレビ
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