小さな巻貝「ラムズホーン」に…、「デグー」、さらには湯来町で育った「イモリ」など多種多様な生き物が集められたイベント・

訪れているのは県内学校の教職員です。

「おお~」

開いた葉が閉じる「オジギソウ」を真剣に見つめる高校の先生…

【高校の先生】
「教科書に出てくる割にはピンとくる生徒が少ない印象だったので、せっかく生物の授業は生き物の授業なので生のものを見せたいなと思って」
Q:実際に来てみて
「たのしいです!趣味みたいなものなので!すごい楽しいので」

と、自らも興味津々…。

こちらの小学校の先生は…。

【容器に入った微生物を見る小学校の先生】
「肉眼で見てもツブツブしている…」
「はあ・・・・」
「こんなにいるの普段みたことないのですごいなと…」
Q:何年生の授業で使う?
「5年生。今年から自分で理科の授業をするので、教材はなかなか準備できないので…」

学校の授業で使う生き物が一堂に会するその名も「教材生物バザール」。
児童や生徒が本物の生き物に触れる機会を増やそうと、県の内外で育てられた生き物が無償で提供される恒例イベントで、今年で29回目の開催です。


「サナギになっている…」

【小学校の先生】
「3年生の理科でアゲハとモンシロチョウの幼虫を比べるところがあるのでそこに使う」
Q:こういう取り組み
「ものすごく助かる。なかなかピンポイントで見つからないことが多いので。学校の立地によってはいないことがあるので、いないのを探すのは大変ですから…」

会場にはメダカやカブトムシの幼虫といった子どもたちに馴染み深い生き物も…。
しかし、授業を進める上では…。

【小学校でも理科を担当・中学校の先生】
「触れない子もたくさんいるが工夫しながらやっている」
Q:最近虫に触る機会も減っている
「嫌がる子が多いので袋の中に入れたりして間接的に見せてあげたり触らせてあげたりすることをしている」

動物や植物、昆虫に触れる機会が昔と比べて減少していると言われる中、授業を通して生き物の命や役割についてよりリアルに学べるよう試行錯誤しながら奮闘する先生たち…。

こうした中、今回、インクを入れることで血液の流れが観察できる「アワヨトウ」という生き物を提供するために三重県伊勢市から訪れた大学教授は…。

【皇學館大学(三重・伊勢市)中松豊 教授】
「こういう受け渡しの場があったらすごくいいなと前から思っていた。広島県で毎年やっているということで勉強させていただいていずれは三重県でもやりたい」

■リアルな生き物に触れる機会を

今回のバザールではおよそ170種類の生物のほか、実験キットなども提供されました。

一番人気は「メダカ」だそうです。
バザールの担当者は、「ICT教育が進む中、リアルで見せる場を今後も大切にしていきたい」と話していました。

テレビ新広島
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