山里に田植えの季節を告げる伝統の神事です。狂言仕立てのユーモラスな仕草で五穀豊穣を祈る「お田植祭」が5月5日、岡山県鏡野町の布施神社で行われました。

江戸時代から続くとされるこの祭り、鏡野町の布施神社に伝わるもので岡山県の重要無形民俗文化財に指定されています。

境内では牛に扮した子供たちが田植えの準備を行います。祭りの山場は殿様と、お供の福太郎の掛け合いです。福太郎が山盛りのご飯を差し出しながら滑稽な動きで笑いを誘いますが殿様は笑いません。殿様が笑うとその年は不作になるという言い伝えがあり、2026年も表情を崩しませんでした。

(訪れた人)
「他の地域にはないので、見応えがあって面白い」
(殿様役を務めた中野和也さん)
「緊張してうまく言えたかどうか 分からないままやっていた。代々受け継がれた伝統を残していければ。」


地域の人たちが受け継ぐお田植祭。この祭りが終わると鏡野町は本格的な田植えのシーズンを迎えます。

岡山放送
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