こどもの日の5月5日、宮城県東松島市大曲浜地区では、青いこいのぼり、およそ500匹が大空を舞いました。
この催しは、東日本大震災で母親と祖父母、それに当時5歳だった弟、律君を亡くした、伊藤健人さんが中心となり開いたものです。
会場には多くの親子連れなどが訪れ、大空を泳ぐこいのぼりを眺めていました。
15年前…青いこいのぼりは、大量のがれきの中から見つかりました。
伊藤さんは、律君が天国で寂しい思いをしないよう、大好きだった青いこいのぼりを、震災から2カ月後の「こどもの日」に初めて掲げました。
その後、伊藤さんの思いは全国で反響を呼び、地域の人も巻き込みながら、「青い鯉のぼりプロジェクト」として、続いています。
こどもの日の催しは、震災で亡くなった子供たちの鎮魂の思いに加え、あの日から時間が経過することで、今を生きる子供たちの成長を願う、地域になくてはならないお祭りになりました。
会場には、子供たちの笑顔があふれていました
訪れた人は
「楽しかった、楽しい」
「初めてなので子供も興奮ですがママも興奮しています」
「すごくきれいだなと思って、青だけだからすごくいいなと思って見てました」
「気持ちいいね、気持ちよく過ごしています」
青い鯉のぼりプロジェクト実行委員会 伊藤健人さん
「一番最初は鎮魂と追悼の思いで(始まった)が、今は未来への希望を込める、時間と場所になっているのではないかと思っている。過去にも未来にも思いを届けることができる場所になっていると思う」
5月5日は「こどもの日」。
伊藤健人さん
「見守ってくれよという、そういう気持ち。自分たちは自分たちで生きている人間、仲間たちの中で、つながってやれているよということを、ちゃんと示してあげたいと思います」
「青い鯉のぼりプロジェクト」は、これからも続いていきます。