秋田県八郎潟町で300年以上の歴史がある「願人踊(がんにんおどり)」が5日行われ、軽快な踊りと寸劇に多くの人が見入っていました。
八郎潟町の「願人踊」は、毎年5月5日に色鮮やかな衣装をまとった踊り手が町内の家々を回り、五穀豊穣などを祈願する伝統行事です。
踊り手は「一直(いっちょく)踊り」と呼ばれる手足を軽快に動かす舞いを披露しました。
願人踊には、小学生による「子ども願人踊」もあり、子供たちは大人顔負けの踊りと寸劇を披露して町内を練り歩きました。
そして一番の見どころが、歌舞伎の演目をモチーフにした寸劇です。
JR八郎潟駅前では、山賊の定九郎と老人の与市兵衛によるコミカルな寸劇が、観客の笑いを誘っていました。
大仙市から訪れた人:
「地元が八郎潟町なので、お祭りがあるたびに帰ってきている。一番下の子が大きくなってから見るのが初めてだったので、定九郎を見て泣くかと思ったけれど、笑顔で写真を撮ってくれたのでちょっとびっくりした」
町民:
「八郎潟町は人口が少ないが、この日は必ず盛り上がっているので長く続いてほしい」
地域に根差した伝統芸能で、町内は活気に包まれていました。