ゴールデンウィーク後半に入った4日は、発達した低気圧の影響で全国的に強風に見舞われた1日となりました。
ゴールデンウィークで各地がにぎわう中で、さまざまな被害や交通への影響も出ています。

まずは新たに入ってきた情報です。
宮城・七ヶ宿町の湖で午後2時ごろボートが転覆し、30代と40代の男性2人が救助されました。風の影響とみられていて命に別条はないということです。

また、兵庫・淡路島では4日朝、自転車でツーリング中の58歳の男性が転倒し、頭を強く打つなどして意識不明の重体です。一緒にツーリングしていた人が「突風にあおられた」と話しているということです。

さらに小田急線でも強風による飛来物の影響がありました。神奈川・松田町を通る小田急線では強風で飛んだ屋根が引っ掛かっているのが見つかりました。この時、周辺の最大瞬間風速は26.1メートルだったということです。昼ごろに運転は再開されています。

その他の交通機関にも影響が出ています。
午後4時ごろから東京湾アクアラインが強風の影響で一部通行止めとなりまして、周辺にも大きな影響が現在も出ています。
一部通行止めが続いているのは、袖ヶ浦インターチェンジから木更津金田インターチェンジ間の上り線と、木更津金田インターチェンジから川崎浮島ジャンクションの区間で、現在も通行止めは続いていまして、再開のめどは立っていません。
この影響でう回路となる京葉道路では昼ごろに30kmほどの渋滞が発生しました。

そして空の便にも影響が出ました。
午前11時20分ごろの成田空港の映像を見ると飛行機がいったん着陸を試みますが、機体が大きく揺れていったん着陸を取りやめて再び上昇していく様子が確認できます。
こうした強風の影響で国際線2便が着陸できず、目的地の変更を余儀なくされたということです。
全日空、日本航空では国内線について、北日本を中心に引き返しや他の空港への着陸の可能性があるとホームページなどで呼びかけています。

ゴールデンウィークのイベントにも影響が出ています。いずれも会場内の安全確保のため、千葉で開催予定だった音楽イベント「JAPAN JAM」と、そして大阪で開催予定でした「OTODAMA」が中止となりました。

では、現在も強風が続いている神奈川・江の島から広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

広瀬修一キャスター:
江の島今も風が強く吹いています。まずは人の多さ、仲見世通りには多くの人がいるのが分かると思います。木々も揺れています。近くにある観測所の辻堂では、午後4時時点で秒速11.3メートルの風速を観測しました。この江の島に行くに当たって、多くの人がこの「弁天橋」を通って徒歩で行く人が多いんですが、この辺りも風が強く吹いています。
さらに神奈川県内では一部の地域で波浪警報も出されています。
うねっている波が壁にぶつかって音を立ててしぶきを上げています。
この辺り歩いていますと、風の音が大きい、そして波の音も大きいということで皆さん、歩いているだけで会話もままならないくらいだという方もいらっしゃいました。
そして観光地によっては風の影響で遊覧船なども運休しているということで、スケジュール変更を余儀なくされた方もいらっしゃるようです。