4日昼前、長野県原村の住宅の庭に体長1メートル10センチほどのクマが出没し、捕獲・駆除されました。けが人はいないということです。県内では3日も安曇野市で1頭が捕獲、駆除されるなど、人里への出没が続いています。
ブルーシートの上で目隠しされて横たわるクマ。
4日午後、原村で捕獲された個体です。
クマが出没したのは、中央道・諏訪南インターに近い原村の住宅の庭です。
警察によりますと、4日午前10時20分ごろ、住民から「店舗兼住宅の敷地内にクマがいる」と通報がありました。
道向かいのレストランの敷地で目撃情報があり、警察や猟友会が捜索したところ、住宅の庭にいるのが見つかったということです。
住民:
「この中にいたから。ここ見たら黒いのが見えた。ここにいるよって言って知らせた」
午後1時40分ごろ、住宅のベランダから茂みの中にいたクマに向かって麻酔銃を放ち、捕獲しました。
けが人はいないということです。
クマは体長1メートル10センチほどで、若い個体とみられています。
(記者リポート)
「クマが軽トラックの荷台に積まれました」
村はその後、クマを駆除したということです。
村の担当者:
「(人里への出没の)常習性が高いということで放獣はできない」
道向かいのレストランの敷地では、4月30日にクマが車庫に侵入し、昔使っていたハチの巣箱を荒らすなどの被害がありました。
こちらの住宅でも、4月30日の夜にクマが出没したということです。
住民:
「クマがガーって外から。あの時は怖かった」
ガラスにクマの足跡が残っています。
住民によりますと、このあたりでのクマの出没は珍しいということです。
住民:
「そりゃびっくりですよ。何十年も住んでこんな話聞いたことがないから。ほっとしました。いまでもドキドキする」
5月3日には、安曇野市で住宅の庭に4時間ほどクマが居座りました。
警察によりますと、3日午前9時頃から安曇野市穂高有明で相次いでクマが目撃されました。
午前10時40分ごろには、住宅の裏庭に居るのを警察官などが確認しました。
警察や市によりますと、その後も警戒を続け、午後2時半頃、猟友会員などが捕獲し、駆除しました。
体長は1メートルほどでした。
現場周辺は田畑や住宅が混在していて、住民などへの被害は報告されていないということです。
県内では人里への出没が続いていて、県や警察などが注意を呼びかけています。