ゴールデンウイーク中、福井市内の高級ブランド店2店舗で相次いで窃盗があった。被害総額は1億2000万円に上るとみられ、警察が連続窃盗事件も視野に捜査を進めている。犯人グループはいずれも複数人で深夜に侵入し、ネックレスや衣類など大量の商品を奪って逃走した。
1本300万円のデニムなど100点…被害は約5500〜6000万円か
1件目の窃盗事件があったのは、4月30日午前0時半頃。福井市二の宮にある高級ブランド店の防犯カメラには、正面の駐車場に黒のワンボックスカーが堂々と入ってくるのが映し出されていた。
フードやキャップで顔を隠した数人が車から降り、足早に建物の裏に向かう。その手にはいずれもバールのようなものや大きめの袋のようなものが。
少なくとも3人が店舗裏側の窓を割って侵入したとみられている。事務所の床には犯人のものとみられる足跡が残されており、事務所を通って売り場へ向かったことが分かる。
店内の防犯カメラには、犯人らがバールのようなものでガラスケースを叩き割ると、ライトで照らして中の商品を物色し、ネックレスや指輪などを盗み出す様子が写されていた。
衣類など合わせて100点が盗まれ、中には1本300万円ほどの高価なデニムも数本含まれていた。店によると、被害総額は5500万円から6000万円に上るという。
別のブランド店でも約180点が奪われる
この翌日の5月1日午前4時20分頃には、1件目の店から4キロほど離れた同市毛矢の高級ブランド店でも窃盗事件が発生した。
少なくとも4人が侵入し、高級ブランドのネックレスや衣類など約180点を奪って逃走したとみられ、被害総額は6000万円ほどに上るという。
この店舗でも、犯人は裏側からドアや窓を壊して侵入したとみられている。
2件の窃盗事件はいずれも深夜から早朝にかけて発生し、複数人が店舗裏側の窓やドアを壊して侵入するという共通した手口がみられ、警察が関連も含め、捜査を進めている。
