大分県大分市の田園地帯に「怪獣」が現れたと話題になっています。
取材をしてみると、見た目は恐ろしい怪獣ですが制作した男性の優しい思いから生まれたものでした。
◆TOS佐野格記者
「おーあれですかね大きいですね、かっこいい!ヒラノドンって書いてますね」
「田んぼや畑が広がるこの地域に現れたのがこちらヒラノドンです。高さはおよそ5メートルあり、迫力があります」
田園地帯で異彩を放っているこの怪獣。
この場所が大分市口戸の平野地区であることから「わさだ怪獣ヒラノドン」と名付けられました。制作したのはこの地域で生まれ育った門脇透さんです。
◆ヒラノドンの生みの親 門脇透さん
「最初は「コジラ」という名前で作っていたがヒラノドンっていう平野地域の人に親しんでもらおうと。何かこれを作ってしまわないとという思いがあってここに至った」
2024年の年末から、空いている自分の土地を使って作り始めた門脇さん。
骨格には切り出したスギの木を使用。そして外側はバイクや自転車の古タイヤおよそ1000本を使いました。
自転車店から譲ってもらい数十センチごとに切って、一つ一つネジで固定。
高さはおよそ5メートルあり、足場を設置して作業したそうです。
その出来栄えに1日も見学に訪れる人が。
◆見学者
「ゴジラ世代なので興味があって近くに建てられたということでのぞきにきた」
「想像よりもかなり大きくてびっくりしている」
普段は市内で電気店を営んでいる門脇さん。
忙しい仕事の合間や休日を利用して友人たちの手も借りながらおよそ1年半作り続けました。
そしてあさって3日には現地で完成式典を行う予定で門脇さんが和太鼓の演奏を披露するということです。
ヒラノドンは国道も近いことから交通安全への願いも込められているということです。
◆ヒラノドンの生みの親 門脇透さん
「地域の人、お孫さん、子供とか『怪獣だ』とか言って喜んでくれて記念写真撮ってくれたらうれしい。半分怪獣なんだけれど、神様的に(地域を)守ってくれるような感じになればいい」
3日完成式典が行われるヒラノドン、今後は周りに花を植える予定で冬にはイルミネーションなども計画しているということです。