2026年の『春の褒章』受章者が発表され、福島県内からは13人が受章する。このうち緑綬褒章を受章する郡山市田村町の田母神孝子さん(77)は、約40年間ほぼ毎日、自宅前の国道49号線沿いの花壇を整備してきた。

国道沿いを花で彩る

子どもが小学校に入学し、日中の時間ができたことがきっかけで、自宅前の花壇に花を植え始めた。

国道沿い200mを花で彩る
国道沿い200mを花で彩る
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国道沿い200mを花で彩る

「だんだん広がっていっちゃいました」と笑う田母神さん。今では約200mを整備するまでになった。
春のスイセンやチューリップに始まり、これからの時期はマリーゴールドが道路を彩る。

安全運転の一助に

作業をしていると、走行する車のスピートが落ちることを感じるという田母神さん。「花があるから、ゆっくり走ろうという気持ちかな」と話す。
長年に渡りボランティア活動などに従事し、実績を上げた人に贈られる緑綬褒章。福島県内での受章は、2022年以来4年ぶりとなる。

作業をする田母神さん
作業をする田母神さん

「40年間やってきて、よかったなと思いました。イライラしていても、この花をみて安全運転で事故起こさないようにしてほしいなと思う。健康に、できるだけ運動をして食べ物に注意して、できるだけ長くできたら」と田母神さんは話した。

ほかの福島県受賞者

専門業務に励んだ人に贈られる『黄綬褒章』には、土地家屋調査士の小野寺正教さん、防災設備の保守などを行う企業の会長を務める斎藤正義さん。測量会社の代表取締役を務める皆川雅文さんの3人。

緑綬褒章と黄綬褒章 福島県の受章者
緑綬褒章と黄綬褒章 福島県の受章者

公共の利益に貢献した人などに贈られる『藍綬褒章』は、郡山市で特別養護老人ホームの施設長を務める星光一郎さん、喜多方市の元・調停委員、岩田善一郎さんなど9人が受章する。

2026年福島県の受章者 全掲載

《緑綬褒章》
郡山市(環境美化奉仕者) 田母神孝子さん(77)

《黄綬褒章》
郡山市(土地家屋調査士) 小野寺正教さん(72)
福島市(明和電機防災 会長)斎藤正義さん(70)
南会津町(皆川測量 代表取締役)皆川雅文さん(65)

《藍綬褒章》
郡山市(特別養護老人ホーム「星ヶ丘ホーム」施設長) 星光一郎さん(65)
喜多方市(元・調停委員) 岩田善一郎さん(71)
福島市(調停委員) 金子克之さん(70)
いわき市(保護司) 橋本一雄さん(76)
大玉村(大玉村消防団 団長) 渡邉淳一さん(57)
矢吹町(矢吹町消防団 団長) 猪合雅樹さん(55)
鏡石町(鏡石町消防団 副団長) 影山圭一郎さん(60)
田村市(田村市消防団 団長) 鈴木好亀さん(68)
会津若松市(会津若松市消防団 副分団長)武藤和久さん(68)
 
※年齢は2026年4月29日時点

藍綬褒章 福島県の受章者
藍綬褒章 福島県の受章者

伝達式は5月中旬から順次行われ、天皇陛下に拝謁することになっている。
(福島テレビ)

福島テレビ
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