日本陸上界の名門・旭化成陸上部に、期待の新人2人が加入した。青山学院大学出身の塩出翔太選手と明治大学出身の森下翔太選手だ。2人は世羅高校時代に全国高校駅伝制覇を成し遂げた元チームメイトだ。名門実業団でのスタートを切った若きランナーたちの新たな挑戦を追う。

世羅高時代の優勝コンビが再会

旭化成陸上部に2026年春、2人の期待の新戦力が加わった。

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1人目は、青山学院大学のメンバーとして3年連続「箱根駅伝」に出場した塩出翔太選手(22)。2026年の大会では8区の区間新記録を樹立し、チームの3連覇に貢献した。青山学院から初めての旭化成加入となった塩出選手の持ち味は、スタミナを武器とした安定感のある走りだ。

塩出翔太選手:
小さい頃から憧れていた旭化成のユニフォームを身にまとえるので、ワクワクしているし、楽しみでいっぱい。自分はロードでトラック以上の力が出せると思うので、ニューイヤー駅伝や、個人としてはマラソンでしっかり結果を出したい。1年目からニューイヤー駅伝でチームの優勝に貢献できるように頑張りたい。

もう1人の新戦力は、明治大学を卒業した森下翔太選手だ。10000メートルの自己ベストは28分08秒46、自身の強みを「力を出し切れること」と話す。森下選手はトラックをメインにレベルアップをめざす。

森下翔太選手:
旭化成には駅伝でもトラックでも強い選手がいるので、そこに食らいついていくことで自分の競技力を上げられると思う。今年は10000mで27分台を最低限出して、最終的にはオリンピックに旭化成陸上部として出られるようにやっていきたい。」

塩出選手と森下選手の2人は広島県の世羅高校出身で、全国高校駅伝を制した際の優勝メンバーでもある。

森下翔太選手:
(高校時代は)ほぼ毎日一緒に遊んだり買い物に行ったり、ずっと一緒にいた。

 塩出翔太選手:
自分と森下は結構負けず嫌いなので、そういった部分でしっかり高め合って、強い先輩方がいるけど食らいついて、1年目からニューイヤー駅伝で活躍したい。

指導陣も大きな期待を寄せる。清水将也コーチは「実力のある選手2人が加入してくれて、勢いをそのままにチームに貢献してくれることを期待している。旭化成に入ったからにはオリンピックや世界選手権をめざして頑張ってほしい。必ず強くしたい」と話す。

4年の歳月を経て再びチームメイトとなった塩出選手と森下選手の2人は、5月4日に開催される『ゴールデンゲームズinのべおか』に出場する予定だ。

若き才能が名門・旭化成にどのような新しい風を吹き込むのか。ルーキーたちの走りに、熱い視線が注がれている。

(テレビ宮崎) 

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