学校に行けない。
けど学びたい。
そんな子どもたちを応援します。
この春、鹿児島県志布志市に開校した不登校児童・生徒のための学びの多様化学校・悠志学園で、17日、転入学セレモニーが開かれました。
一人一人に安心して学んでほしい。
優しさと工夫が詰まった学校を取材してきました。
志布志市立悠志学園は、様々な理由で学校に通えない児童・生徒たちに独自のカリキュラムで教育を行う義務教育学校、「学びの多様化学校」です。
コースや教室を分けての対応ではなく、全校的に「学びの多様化学校」として設置されたのは県内では初めてで、17日から小学生6人と中学生19人が通います。
セレモニーの冒頭、集まったのは職員たち。
「『あーさん』。『先生』はいらないからね」
「『もりけん』です」
自己紹介はニックネームで。
大人も子どもも自分が呼んでほしい「悠志ネーム」で呼び合うという学校ならではの特色です。
その後、先生たちが考えた「学校クイズ」が出され、子供たちは時折笑顔を見せながら参加していました。
ハンモックであそぶ子ども
「いい感じ。楽しくて、きれいでリラックスできる」
子どもたちが安心できる居場所づくりを目指す悠志学園。
登校は午前8時50分が目安ですが、厳密には決めずに1コマ40分、1日4時間の授業を行います。
防音性の高い「センサリールーム」など、静かに過ごしたい子どもに配慮した設備も備えています。
生徒
「ゆっくりできるから勉強も頑張れそうな気がする」
「いろんなところに体験に行けるのがいいと思った」
悠志学園・「あーさん」こと前畑あさよ校長
「今は”通えるようになりたい学校”かもしれないが、いつか”通いたい学校”に変わったらうれしい」
先生も子どもたちも、初めてづくしの学校生活。
みんなで最初の一歩を踏み出しました。