アフリカを歴訪中のローマ教皇レオ14世が演説で、「世界は一握りの暴君によって荒廃が進んでいる」と述べた。
対立が鮮明化しているアメリカのトランプ大統領を念頭にしているとみられる。
ローマ教皇レオ14世は16日、カメルーンで行われた平和集会で演説し、「世界は一握りの暴君によって荒廃が進んでいる」と述べ、「平和とは隣人を受け入れることで得られるものだ」と訴えた。
教皇はまた、「戦争を操る者たちは、破壊は一瞬で成し遂げられるが、再建には一生でも時間が足りないという事実を知らないふりをしている。彼らは、殺りくと破壊に何十億ドルもの資金が費やされる一方で、癒し、教育、復興に必要な資金はどこにも見当たらないという事実に目を背けている」と強調した。
さらに教皇は「宗教と神の名を軍事的、経済的、政治的利益のために悪用する者に災いあれ」と強い表現で非難した。
アメリカのトランプ大統領はここ数日、自らをキリストに見立てたような画像や、キリストと寄り添う画像を自身のSNSに投稿。
また、教皇レオ14世について「弱腰だ」などとののしる投稿を続けている。