大人顔負けの凄技を披露する射水市の小学4年生。オリンピックでも注目された「ブレイキン」の全国大会で頂点に輝き、オリンピックを目指し奮闘しています。
そのダイナミックで華麗なパフォーマンスとは…。
床の上を頭だけで回転する大技「ヘッドスピン」。ダイナミックなパフォーマンスを見せるのは、大島小学校4年の大久保心結さんです。
*ブレイキン全国大会で優勝 大久保心結さん
「自分の作ってきたムーブ(ダンス・技)を見せて自分の強いところを見せられるから(楽しい)」
大会映像先月、石川県で行われたブレイキンの全国大会。心結さんが披露した技に会場が釘付けになりました。
注目は回転しながら足を内側に折り込むプロでも難しい高難度の大技です。
類まれなるバランス感覚と持ち前の柔軟性を活かしたパフォーマンスで見事300人の頂点に立ちました。県勢初の快挙です。
*ブレイキン全国大会で優勝 大久保心結さん
「練習して毎日こつこつ積み重ねて優勝できました」
1970年台にアメリカニューヨークで誕生したブレイキン。音楽に合わせたアクロバティックな技とステップが特徴のストリートダンスで、2024年のパリオリンピックで初めて競技として採用され、日本人の湯浅亜実選手が金メダルを獲得。
国内でも一躍人気のスポーツになりました。
*心結さん(当時5歳)
「きょうは3点倒立をします。見ていてください」
5歳からブレイキンを始めた心結さん。最初は兄に憧れて見よう見まねで踊っていましたが、負けず嫌いの性格もあってすぐにのめり込んでいきました。
Q.お母さんも『Bガール』(ブレイクダンス)する?
*大久保心結さん
「ちがう。毎日練習にごちゃごちゃ言ってくる。先生より厳しい」
現在、週1回石川を拠点に福岡、富山でスクールを開いている名門のダンススクールに通い技を磨いています。
指導するのは世界大会4位の実績を誇る日本ブレイキン協会の会長、草野真澄さんです。
*AIONダンスアカデミー 草野真澄代表
「足をぐっと伸ばしてかたちを決めるか、かけるとかカッコよくやらないとただやっていてもダメ」
スクールからオリンピアンを排出してきた第一人者の草野さんも心結さんの才能と 成長に目を見張ります。
*AIONダンスアカデミー 草野真澄代表
「体が柔らかいので普通の子たちが出来ないことができる。今年は低学年部門から高学年部門になる。それでも優勝を狙っていける」
この4月から4年生になった心結さん。これから出場する大会は、低学年から高学年へ、一つ上のカテゴリーとなります。
ライバルは皆、上級生。全ての技でより高いレベルと完成度が求められます。
*ブレイキン全国大会で優勝 大久保心結さん
「手と足が両方同じ向きに(なっているので)右左を逆にする」
練習では、苦手としているステップの技を強化し、心結さんの代名詞でもある回転系の大技とのコンビネーションを磨いています。
*AIONダンスアカデミー 草野真澄代表
「足はこっからこう振るよりもちょっと斜め後ろからの方が大きく振れる」
全国大会2部門制覇へ。まずは、前哨戦となる来月の北陸大会で結果を残すこと。
富山から世界へ羽ばたくブレイクダンサーへ。あどけない表情の奥で、しずかに、その情熱を燃やしています。
*ブレイキン全国大会で優勝 大久保心結さん
「自分のできる技をもっと柔らかさを入れて。積み重ねて毎日練習して、オリンピックに出て優勝したい」