熊本地震の前震から10年を迎えた14日、熊本市役所でも犠牲者を悼み、黙とうが捧げられました。また、熊本市は熊本城にこれまでの支援への感謝を示す看板を掲げ、4月18日(土)と19日(日)に無料開園を実施すると発表しました。
熊本市役所では、大西市長はじめ幹部職員が熊本地震の犠牲者へ黙とうを捧げました。熊本市では直接死・関連死を合わせ死者90人、全壊した家屋は5764棟に上りました。
【熊本市 大西 一史 市長】
「この10年の節目を新たな出発点として安全・安心で災害に強くしなやかな街の実現へ全力で取り組んでいきたい」
【尾谷 いずみ リポート】
「通町筋から見える熊本城。これまで10年間に寄せられた多くの支援への『感謝』の2文字が掲げられました」
現在行われている田子櫓などの復旧工事の足場を利用した〈ありがとう〉のメッセージです。
【街の人】
「みんなに支えてもらって自分も生活できてるので、感謝というのは心に染みます」
「皆さんきつかったと思いますよ。でも、頑張ってここまできた。皆さんから助けていただいて、炊き出しとか、ありがたかった」
熊本市は4月18日(土)と19日(日)の2日間、熊本城の無料開園を実施します。
【大西 市長】
「熊本城は復興のシンボルであると同時に地震からの復旧が2052年まで終わらない。何よりも『風化させないシンボル』熊本城というものがあるのではないか」
一方、熊本市では2月、熊本城で市民ら65人が参加して、感謝を伝える広告の撮影を行っていました。
【参加者】
「熊本もこうして10年たち復興してうれしい。みんなに地震があったことを忘れないでいてもらいたいのが一番の気持ちです」
熊本城天守閣前で撮影された全国へ向けた感謝の広告は電子看板として、モノレール大阪空港駅やJR新宿駅など関東・関西をはじめ、県内外で掲示されています。
熊本地震から10年、ありがとうの思いも発信中です。
熊本市の『ありがとう』の広告は他にも羽田空港第1・第2ターミナル駅やJR博多駅などでも掲示されます。そして、熊本城の『感謝』の掲示は通町筋の電車通りから見ることができます。