日本維新の会の吉村洋文代表はきのう(13日)、国会内で行われた「副首都」法案などの勉強会で、来春の大阪府知事選挙について「他の維新メンバーが出るべき」という趣旨の発言をしていたことがわかりました。
複数の出席者によると、勉強会では“大阪都構想”の住民投票について、投票を「大阪市域」で実施するのか、「大阪府全体」で実施するのかという「範囲」や、時期について意見が交わされたのに加え、吉村代表の進退についての質問が相次ぎました。
これに対し、吉村代表は来年春に任期が満了して実施される大阪知事選について、出馬しない可能性に言及し「他の維新メンバーが出るべき」という趣旨の話をしたということです。
さらに出席者は「大阪市長選に出馬するという意味合いではなかった」と話していて、国政復帰を念頭に置いているとみられます。
一方、維新議員からは、「“都構想”はむしろ成立してからの方が大変。責任を放棄して別の人にというのは納得できない」などと疑問の声が上がっています。
また、別の議員は勉強会で、都構想が2度否決された過去に触れ、「『命をかけてやる』という言葉がなければ勝てない」などと苦言を呈したということです。
吉村代表は来年春の任期満了までに“都構想”の住民投票を実施したい考えを示していますが、維新の大阪市議団が慎重な姿勢を示したため、“都構想”の制度設計を議論する法定協議会の設置が想定よりも遅れています。