マイページ
大阪から37年「NEXT万博」 開幕まであと1年の“横浜花博” なんとなくミャクミャク似?次なる人気者となるかトゥンクトゥンク|FNNプライムオンライン

大阪から37年「NEXT万博」 開幕まであと1年の“横浜花博” なんとなくミャクミャク似?次なる人気者となるかトゥンクトゥンク

Google ニュース プリファードソース

2025年10月に閉幕した大阪・関西万博。

それから5カ月がたった今も、万博人気は衰えを知らない。

先週、堺市の大仙公園で行われたミャクミャクの撮影会には大勢のファンが集まり、「かわいいーーー!」と歓声が上がった。4月には写真集の発売も予定されているという。

そんな”ミャクミャク熱”の渦中に、早くも「次なる人気者」として注目を集めているキャラクターがいる。

その名は「トゥンクトゥンク」。2027年3月19日から横浜市で開催される「国際園芸博覧会」、通称”花博”の公式キャラクターだ。

■高市総理に“ヨイショ”まで!? おしゃべりするトゥンクトゥンク

「地球の自然に憧れて宇宙からやってきた精霊」という設定のトゥンクトゥンク。

最初は言葉を話せなかったものの、2026年2月には高市早苗総理に「トゥンクトゥンクだよ!よろしくね、元気いっぱいだよ!」と話しかけるまでに成長。

高市総理が「きょうの私ってどう?」と聞くと、「とっても素敵だよ」と”ヨイショ”まで繰り出してみせた。総理も苦笑い。「よいしょも言えるようになっちゃって」と笑っていた。

高市総理に“ヨイショ”
高市総理に“ヨイショ”
この記事の画像(9枚)

■なんとなくミャクミャクに似ている?「予想を超える人気ぶり」と担当者

あべのハルカス近鉄本店で期間限定開催されたポップアップストアには多くの人が訪れ、「かわいいっていうのと、なんとなくミャクミャクに似てる?色合いが」という声も。

担当の鶴川沙衣子さんは「予想をはるかに超える人気ぶり。かわいらしさっていうのが、どんどん癖になっているお客さまが増えている」と手応えを口にする。

トゥンクトゥンクの予想を超える人気ぶり
トゥンクトゥンクの予想を超える人気ぶり

■36年前の“大阪花博”は、批判と事故を乗り越えて2300万人を動員

1990年、大阪・鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」。

「人と自然との共生」をテーマに、83の国と55の国際機関が参加。世界最大の花「ラフレシア」をはじめ、1000種類以上の花が世界中から集められた。

もっとも、当初は「大きな目玉がない」と批判を受け、会場内では多くのけが人が出る事故も発生した。

それでも終盤には駆け込み入場者が殺到。台風の雨の中でも会場は混雑し、半年間で2300万人を超える人が訪れるという”大成功”を収めた。

世界最大の花「ラフレシア」
世界最大の花「ラフレシア」

■今も残る当時の会場

現在、かつての会場は公園として市民に親しまれている。

当時の皇太子殿下が訪問された韓国庭園は建物がそのまま残り、シンボルタワー「いのちの塔」も当時の姿をとどめている(現在は内部に入ることはできません)。

皇太子殿下が訪問された韓国庭園
皇太子殿下が訪問された韓国庭園

■「世界旅行できる万博」“万博マニア”の思い出

関西テレビ「newsランナー」でおなじみの”万博マニア”藤井秀雄さんは、当時20回ほど会場に足を運んだという。

「その国のそれぞれの花とかね、持ってきて、ほんまに庭園っぽく、こう味わいのあるものがあって楽しかった」と目を細めた。

藤井さんの思い出のある場所として、訪れたアイルランドの庭園は、当時の写真と見比べてもほとんど変化がない。

「こんな造りで、こういうところに入れるとは思っていなくて、アイルランドではこんなんがあるんだという思いでしたね」と振り返った藤井さん。最後にこう言い切った。

“万博マニア” 藤井秀雄さん:国ごとの違い、庭園の違いを見て楽しめる。それこそ世界旅行できる。(”花博”は)自然を楽しむ万博なんですよ。

“万博マニア” 藤井秀雄さん
“万博マニア” 藤井秀雄さん

■目玉は「大屋根リング」活用の高さ60メートル木造タワー、「奇跡の一本松」の根も

では、2027年の横浜花博では何が見られるのだろうか。

取材班は大阪でPR活動中だったGREEN×EXPO協会の脇坂隆一推進戦略室長に直撃した。

GREEN×EXPO協会 脇坂隆一推進戦略室長:1000万株の花と緑が皆さまをお迎えする博覧会です。これからの環境問題、未来についてどういうチャレンジをするかということも合わせて展示いたします。

初参加のアメリカを含む70を超える国や国際機関が参加する見通しで、テーマ館では東日本大震災の津波に耐えた「奇跡の一本松」の根を展示。

さらに、大阪・関西万博の”大屋根リング”の木材を活用した高さ60メートルの木造タワーも建設される予定と、目玉展示が目白押しだ。

目玉は「大屋根リング」活用の高さ60メートル木造タワー
目玉は「大屋根リング」活用の高さ60メートル木造タワー

■アクセス問題とコスト増 “大阪・関西万博と同じ課題”を抱える

会場は横浜市西部にあるアメリカ軍の通信施設の跡地で、2015年に返還されたばかりの”未開の地”。

近くに鉄道駅がなく、最寄り駅から徒歩で30分程度かかるという。

脇坂室長は「付近の4駅からシャトルバスで輸送するという交通計画を立てています」と対応策を説明した。

費用面も課題だ。物価高騰の影響で会場建設費は当初の320億円から最大417億円に、運営費も360億円から536億円へとそれぞれ増額されている。

「アクセスの弱み」と「コスト増額」…なんとも大阪・関西万博と似たような状況だ。

費用面の課題
費用面の課題

それでも脇坂室長は前向きだ。

GREEN×EXPO協会 脇坂隆一推進戦略室長:大阪花の万博は、そのあとガーデニングブームが起こって、ガーデニングという言葉もできたぐらいで、社会がある意味変わったわけです。今回のGREEN×EXPOでもライフスタイルが変わっていくことがあると思います。それを我々もすごく期待しています。

1990年の花博がガーデニングブームを生み、社会を変えたように、2027年の横浜花博も私たちの暮らしや価値観に何かをもたらしてくれるのだろうか。

(関西テレビ「newsランナー」2026年3月24日放送)

2027年の横浜花博
2027年の横浜花博
関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。

  • 1
  • 2
関連記事
関西テレビの他の記事
4トンのだんじりが交差点へ突入 スピードを緩めず豪快に「やりまわし」 300年以上続く「岸和田だんじり祭」に沿道から大歓声 大阪・岸和田市
4トンのだんじりが交差点へ突入 スピードを緩めず豪快に「やりまわし」 300年以上続く「岸和田だんじり祭」に沿道から大歓声 大阪・岸和田市
社会
商品を並べていた66歳女性を突然襲ったか…スーパーで包丁に刺され死亡 元夫の80歳男を「殺人」容疑で送検 大阪・大東市
商品を並べていた66歳女性を突然襲ったか…スーパーで包丁に刺され死亡 元夫の80歳男を「殺人」容疑で送検 大阪・大東市
社会
【速報】阪急・池田駅前で煙と炎 「営業中のそば店の建物から」と近隣住民が通報 消防車・救急車など9台が対応中 けが人の有無を確認中
【速報】阪急・池田駅前で煙と炎 「営業中のそば店の建物から」と近隣住民が通報 消防車・救急車など9台が対応中 けが人の有無を確認中
社会
「人類皆殺しにしかねない」元開発者が警鐘のAI “AI著作物”で前例なき裁判 文学賞も席巻 突きつけられた深刻な問い
「人類皆殺しにしかねない」元開発者が警鐘のAI “AI著作物”で前例なき裁判 文学賞も席巻 突きつけられた深刻な問い
経済
一覧ページへ
×