中東情勢のさらなる緊迫を受け、ニューヨークの原油先物相場が再び1バレル=100ドルの大台を超えました。
ニューヨークの原油先物相場は15日、アメリカのトランプ政権がイランの原油輸出の拠点カーグ島にある原油関連施設に対し、攻撃を検討しているとの見方から、一時1バレル=100ドルを突破し、102ドル台まで上昇しました。
カーグ島はイランの原油輸出量の9割を占める重要拠点で、トランプ大統領は先週13日、カーグ島の「軍事目標」を完全に破壊し、「石油インフラ」はあえて攻撃しなかったとSNSに投稿していました。
トランプ大統領はイランがホルムズ海峡でタンカーへの攻撃を継続した場合は、カーグ島の原油施設への攻撃を検討すると強調しています。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続き、収束に向けたアメリカ側の出口戦略が見えない中、イランによるさらなる報復の恐れがあることから、警戒感が広がっています。