島根・松江市の観光名所「国宝・松江城」。城を訪れた記念として人気の「御城印」に、新たなバリエーションが加わった。島根県の観光キャラクター「しまねっこ」や松江市のPRキャラクター「おまっちぇ」をあしらった「ゆるキャラ御城印」が3月12日から販売開始された。この「御城印」に滋賀・彦根城ゆかりのゆるキャラ「ひこにゃん」も縁あって参加して早くも話題を呼んでいる。
3キャラクターが勢揃い!12種類のデザイン展開
販売が始まったこの日を記念して、松江市のカラコロ広場に「しまねっこ」と「おまっちぇ」が登場。新しい御城印の販売開始を盛り上げた。
今回の「御城印」の最大の特徴は、3つのキャラクターが描かれていること。地元の「しまねっこ」と「おまっちぇ」に加え、松江城と同じく江戸時代初期までに建てられた天守を持つ滋賀県の国宝・彦根城ゆかりのキャラクター「ひこにゃん」も参加している。
1枚700円の御城印は全12種類のデザインを用意。「通常版」「レア」版、「超レア」版、さらにシークレット版まで存在し、それぞれ描かれるキャラクターの組み合わせが異なる。どれが出てくるかは完全に「運任せ」となっており、コレクター心をくすぐる仕組みだ。
武者がしゃべる自販機で購入体験も楽しく
購入方法もユニークで、「武者がしゃべる自動販売機」を使用する。これまでにない購入体験も観光客の注目を集めている要因の一つだ。
デザインを手掛けたのは、書家として活動している松江市のこーたさん。実は彼が彦根城の御城印も手がけた縁で、今回のひこにゃんとのコラボレーションが実現した。
松江観光協会の平良義和主任は「御城印目当てにここまで来てほしい」と期待を込める。さらに「今まで御城印を手に取ったことのないお子様であったりご家族の方にも親しんでいただいて、是非島根や松江の魅力を体感していただきたい」と語った。
大阪から来た熱心なファンも50枚購入でコンプリート
発売と同時に、予想を上回る反響があった。大阪から来た観光客の男性は「御城印マニアです。この為に来たんで満足です」と話し、なんと50枚を購入して全12種類のコンプリートを達成した。
このような熱心な「お城好き」の観光客が大量に買い求める光景も見られ、新しい御城印の人気の高さがうかがえる。
松江城から市内周遊への期待
御城印を購入できるのは松江城から歩いて10分ほどのカラコロ広場。
販売する松江観光協会は、御城印とご当地キャラをきっかけに観光客が松江城とその城下町となる市内を周遊する流れが生まれることを期待している。
運任せの要素とキャラクターの親しみやすさが組み合わさった「ゆるキャラ御城印」。松江城観光の新たな楽しみとして、今後どれほどの人気を集めるかが注目される。
(TSKさんいん中央テレビ)
