高知の夏を熱く彩る「よさこい祭り」。その魅力の一つである「衣装」の歴史と変遷をたどる企画展「よさこい衣装展~今と昔~」が高知よさこい情報交流館で開催されている。
受賞チームの華やかな衣装から、昔懐かしい法被姿まで、よさこいが歩んできた進化の軌跡を間近で体感できる展示となっている。
グロリオサから現代歌舞伎まで!個性豊かな最新衣装
会場には、2025年のよさこい祭りの受賞チームを中心に、20点以上の実物衣装がずらりと展示されている。
中でもひときわ目を引くのが、銀賞に輝いた「旭食品」の衣装。高知を代表する花「グロリオサ」をモチーフに、情熱と勇敢さを表現した鮮やかなデザインが来場者を魅了している。
また、2025年によさこい大賞を受賞した「ほにや」の衣装は、現代歌舞伎のイメージに遊び心をミックスした、まさに「ほにや」らしさ全開の仕上がりになっている。細部までこだわり抜かれた衣装からは、踊り子たちの息遣いまで聞こえてきそうである。
写真で振り返る、よさこい衣装の進化
さらに、衣装の変遷を写真で振り返るコーナーも設けられている。モノクロ写真に残る法被全盛の時代から、時代が進むにつれてカラフルで派手な衣装が登場し、やがて「和」を意識した洗練されたデザインへと変化していく。よさこいが人々の暮らしとともにどう変化してきたのかが、年代順のパネルからわかるようになっている。
福岡から訪れたという来場者は、「こんなに歴史があるよさこいはすごい。チームごとに衣装が違っていて面白いので、ぜひ生で見てみたい」と、よさこいの奥深さにすっかり心を奪われた様子であった。
自由奔放な「よさこい」の醍醐味を体感
高知よさこい情報交流館の三谷耕治さんは、「よさこいの醍醐味は、その自由さと自由奔放なところ。自由な中で衣装がどのように変化していったのか、ぜひ皆さんに見て楽しんでいただきたい」と笑顔で語る。
会場内には、有名チームの衣装を実際に着て記念撮影ができる心躍るコーナーも用意されており、見るだけでなく体験して楽しめるのも嬉しいポイントだ。
この企画展は、よさこい情報交流館で3月24日まで開催されている(水曜休館)。よさこいファンはもちろん、まだよさこいを見たことがない人もぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。