長野県内の公立高校79校で後期選抜試験が行われ、7918人が受験しました。一方で、全日制の受験倍率は0.88倍と過去20年で最低に。高校授業料の「無償化」によって私立高校の志願者が増えたことなどが要因とみられ、県教委は、「公立高校の特色化を進めたい」としています。

3月10日、県内の公立高校79校で行われた後期選抜試験。

長野市上松の長野高校では、緊張した面持ちの受験生たちが、試験に臨みました。

10日は、午前9時25分から5つの教科の筆記試験が行われ、その後、面接試験が行われました。

県教委によりますと、全日制と定時制、他部制・単位制合わせて7918人が受験しました。

このうち、全日制は7755人で、受験倍率は0.88倍と過去20年で最も低くなりました。

県教委によりますと、国の高校授業料の「無償化」によって私立高校の志願者が増えたことなどが要因とみられます。

県教委・武田育夫 教育長:
「私学が無償化になって、特に長野地区と松本地区ではある程度影響があったと思っています。通信制の学校へ行く生徒が予想以上に増えている。1000人くらいの子が通信制に行っている。公立高ももう少し特色化を際立たせるというか、そういうことが必要だろう」

県教委は、入学者が確定した4月以降、無償化の影響を精査して検証するとしています。

後期選抜試験は3月11日も一部の高校で面接などが行われ、合格発表は3月19日です。

長野放送
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