寒い季節にぴったりの“あったか陶器”がいま話題です。瀬戸市の技術から生まれた鳥型ハンドウォーマー「テタンポ」と、見た目で温もりを演出するニット柄カップ。癒しを届けるユニークなものづくりに迫ります。
■寒い時季に役立つアイテム
手を温めるハンドウォーマー「テタンポ」。鳥の背中から付属の小豆を入れ、電子レンジで約30秒温めると温かくなる“あったか陶器”です。
「テタンポ」を製造するのは、焼き物の街・瀬戸市の「エムエムヨシハシ」。元々は陶磁器を生産するための型を作っていて、その技術を活かして自社ブランドを立ち上げ、お皿や器なども企画・販売しています。

なぜ、テタンポを作ろうと思ったのでしょうか。
担当者:
「リラックスしたい時、何もせずにボーとしたいときに使ってもらえたらいいなと」
ポイントは、ふっくらとしたフォルムです。
担当者:
「鳥がリラックスした時、首をすくめて大福みたいになると知り、意識しながら作りました」
温もりを感じてもらうため、表面をつるっとさせる釉薬(ゆうやく)をあえて使わず、土の滑らかな質感が直接感じられる仕上がりに。中に小豆を入れることで保温性をアップさせています。
試行錯誤を繰り返し、2年かけて商品化にこぎつけたところSNSで話題となり、予想以上の人気となりました。

2025年には、第2弾のハリネズミも発売されました。どちらも保温効果は10分~15分ほどですが、何もしない時間を作る癒しグッズとして注目されています
■ニット柄カップに込めた職人技
そして、もう一つユニークな“あったか陶器”が、「ニット柄カップ」です。
カップなので、温かいわけではありませんが、見ているだけで温かい気分に。どのように作っているのか、工房での作業を見せてもらいました。

担当者:
「型の方に模様を直接彫り込んで表現しています」
粘土を使いながら、丸2日かけて細かく模様を調整。この型を使って窯元で焼き上げてもらっています。
ユニークなニット柄のカップは、瀬戸市内のカフェでも使われています。

カフェの担当者:
「瀬戸は瀬戸物が有名なので、作家さんの魅力を知ってもらいたいと瀬戸物で提供しています」
テタンポやニット柄のカップは、オンラインショップや瀬戸市内の雑貨店などで購入することができます。
