3月8日に行われる名古屋ウィメンズマラソン。注目の選手の1人が、日本記録保持者の前田穂南選手です。パリ五輪ではケガで欠場を余儀無くされ悔しい思いをしましたが、自身の日本記録更新を見据え、2年ぶりの国内マラソンに挑みます。
■無念のパリ五輪欠場…人生を見つめ直す契機に
前田穂南選手は、2024年の大阪国際女子マラソンで2時間18分59秒を記録し、19年ぶりに日本記録を塗り替えました。

その夏のパリオリンピックにメダルを狙って臨みましたが、大会直前に足を疲労骨折し、無念の欠場となりました。
前田穂南選手(2024年):
「練習はしっかりできていたんですけど、最後足が痛くなって、スタートラインに立つことができませんでした」

それでも、2028年のロサンゼルス五輪、そして自身の記録更新へ、再び走り始めました。
前田穂南選手:
「競技自体(続けるかどうか)も、パリの結果次第と考えていた部分もあったので、『まだ競技をしなさい』という意味なのかなと。ケガをしている期間は、自分の次の人生を見つめ直しながら過ごしました」
■アメリカの高地で「トレイルラン」目指すは“自分超え”
2年ぶりの国内マラソンに向けて前田選手は、標高1800m近いアメリカ・ニューメキシコ州のアルバカーキで高地トレーニングを行いました。
毎日自主的に走っていたのは、舗装された道路ではなく、足場の悪い道を走る「トレイルラン」。ゴツゴツした石がたくさんあり、起伏がある砂地ですが、走ることで足首強化につながり、トレイルランは欠かせない練習だと言います。

前田穂南選手:
「ジョギングの日はトレイルが多いです。ロードだと速く走っちゃうので、こっちだとゆっくりでも足づくりになる」
名古屋ウィメンズマラソンで目指すのは「自分超え」、日本記録更新を狙います。
前田穂南選手:
「自分の記録を超えたいというのはあるので、スタートラインに立つ状態で自己ベストで走っていきたい」
