エサ不足などが原因で、今年度は不作だった玄海町のカキ。このほど、町内2つの漁協が協議会を設置し、安定的にカキを供給できるよう、新たな養殖方法の試験導入が決まりました。

玄海町では、毎年11月下旬ごろから、養殖されたカキ約20トンが水揚げされています。
しかし今年度の水揚げ量は、夏場の海水温の上昇や、雨が降らなかったことによるエサ不足から、例年の半分ほどに落ち込んだということです。
そこで町内2つの漁協が協議会を設置し、カキの安定的な供給をめざすため、新たな養殖方法を試験導入することを決めました。
具体的には、これまでのカキから、夏場に産卵せず1年中出荷することが可能な「三倍体」というカキにかえるほか、「シングルシード」と呼ばれる養殖方法を試験導入します。
この養殖方法は、カキを専用のカゴの中で転がすというもので、汚れがつきにくいことから、手作業で洗う労力を削減できるなどのメリットがあるということです。

【玄海町シングルシードカキ養殖協議会 西徳仁会長】
「玄海町のカキ漁師さんの力を集結して、未来の養殖につながるような新しいブランドガキをつくっていきたいと思います」

玄海町は、次年度の当初予算に1600万円あまりの支援を盛り込んでいて、今年5月から試験養殖がはじまるということです。

サガテレビ
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