新旧住民 交流に課題も
移住者が多く、福島第一原発のある双葉町では、3年前、江戸時代から続く新春行事「ダルマ市」が復活した。

双葉町の移住者:
行事をやろうっていう発起人だったりっていうのは移住者が多い気はしているので、うまくお互いで成り立っているみたいな感じはあるんじゃないか。
ところが、以前から双葉町に住む人からは「移住者と年齢が違うし、日中はほとんど顔を合わせない。どうやってコミュニケーションを図ろうかっていうのが今ネック」と課題を明かす。

隣接する自治体でも住民を取材すると、「普段は交流ない」(大熊町)、「集まれる場所っていうのがなかなかない」(富岡町)などの声が聞かれた。
東北大学 災害科学国際研究所 御手洗潤特任教授:
(復興前の)元に戻ろうとしても戻らないという現実が正直言ってある。その現実は受け止めざるを得ない。新しく来る方が地域と上手くやっていけるようにしていく。

廃炉の現場も、原発周辺の地域社会も、いまなお答えの見えない課題を抱え続けている。今も電力の供給を受ける私たちには、その過程を見守り続ける責任がある。
(「イット!」3月5日放送より)
