パキスタンとアフガニスタンの国境地帯で大規模な軍事衝突があり、双方で180人以上の兵士が死亡するなど緊張が高まっています。
アフガニスタンで実権を握るイスラム主義組織タリバンは26日夜、パキスタンとの国境地帯にある複数の軍事拠点を攻撃し、パキスタン兵55人を殺害したと発表しました。
パキスタン軍が21日にアフガニスタン東部を空爆し、民間人数十人が死傷したことへの報復だとしています。
これに対し、パキスタン政府も27日、アフガニスタンの首都カブールなどを空爆し、複数の軍事拠点を制圧したほか、タリバン兵133人を殺害したと明らかにしました。
パキスタンの国防相はSNSに「忍耐の限界が過ぎ、我々は公然と戦争を行っている」とコメントしていて、去年10月の軍事衝突以降、両国の緊張が最も高まっています。