この春に新社会人や現役の社会人の3割以上が「上司がAIでもよい」と考えている事が分かった。
明治安田生命が、この春新入社員となる学生880人と現役社会人880人にアンケート調査を行ったところ、「上司がAIでもよいと思いますか」という問いに対して、「とてもそう思う」が8.1%、「どちらかといえばそう思う」が22.6%で、肯定的に考えている人が30.7%だったという。
「どちらかといえばそう思わない」が36.0%、「まったくそう思わない」は33.3%だった。
AI肯定派はその理由について、
「パワハラ・機嫌による当たり外れがなさそう」(新入社員48.9%、現役社会人48.7%)
「感情に左右されず、公平に評価してくれそう」(新入社員48.5%、現役社会人65.5%)
「データに基づいた合理的な判断をしてくれそう」(新入社員39.4%、現役社会人42.9%)
「24時間いつでも相談できそう」(新入社員36.4%、現役社会人28.7%)
「人間関係の気遣いによるストレスが減りそう」(新入社員31.2%、現役社会人31.9%)
「指示やフィードバックが明確そう」(新入社員17.7%、現役社会人19.0%)
となっている。
一方、AI上司「否定派」の理由については、
「気持ちに寄り添ってもらえなさそう」(新入社員40.4%、現役社会人45.4%)
「責任の所在が曖昧になりそう」(新入社員39.3%、現役社会人34.7%)
「信頼関係を築けなさそう」(新入社員34.2%、現役社会人33.5%)
「状況に応じた仕事の判断が難しそう」(新入社員32.2%、現役社会人29.5%)
「人生やキャリアの相談は人にしてほしい」(新入社員27.9%、現役社会人21.8%)
「雑談などなくなることで人間味がなくなりそう」(新入社員27.0%、現役社会人21.8%)
となっている。
明治安田生命は、「テクノロジーの進化により、感情に左右されず公平な評価を行う『AI上司』を肯定的に捉える人が一定数存在する一方で、最終的な責任の所在や、個人の気持ちへの配慮といった点については、依然として『ひと』の上司に期待する声が根強いことが明らかになりました。日頃、上司との関係に良し悪しはあるけれど、一緒に働くなら気持ちに寄り添える、『ひと』がいいと考える人が多いようです」としている。