“奇跡の9連休”ともいわれる中、年末年始の帰省ラッシュが始まった。新幹線の「のぞみ」は、12月27日から1月5日まで全席指定になるが、混雑していて指定席が取れなかったという人や、乗り遅れた人はどうすればいいのか?また、自由席で座れる確率を少しでも上げる“ウラ技”について専門家に聞いたーー。
指定席を取れなかった人は基本的に「デッキなどで立つ」
混雑していて「のぞみ」指定席が取れなかったという人は、どうするのか?

自由席特急券で「のぞみ」に乗ることはできるが、自由席がないため基本的には座れないということになる。

JR東海のホームページによると、基本的には「デッキなどで立つ」ということになる。混雑状況次第では、客席の間の通路に誘導することもあるという。
では乗り遅れたりしたらどうするのか?
乗り遅れた場合も「自由席特急券」の扱いになるため、他の「のぞみ」に乗ることはできるが、同様にデッキに立つということになる。
「のぞみ」は諦めて、自由席のある「ひかり」や「こだま」に乗るという選択もある。
自由席で座る確率を上げる“ウラ技”は2号車と4号車
自由席で少しでも座る確率を上げる“ウラ技”はないのかーー。

鉄道ジャーナリスト・梅原淳氏に聞いたところ、「『ひかり』の自由席だと2号車や4号車がオススメ」とのことだった。
1号車から5号車までが自由席の車両だが、1号車は65席、3号車は85席、5号車は90席なのに対し、2号車と4号車だけ100席あるという。

また、下りのピークは28日からということだが、東京発の場合、夕方以降の時間だと(27日時点では)まだ予約が狙い目だという。

「広島駅行き」「博多駅行き」よりも、「新大阪行き」の手前の方が指定席の予約が取りやすいという。
また、下りだと2号車・3号車・7号車・8号車・14号車・15号車はデッキが広いという。
元々喫煙室があった車両で、それがなくなったため少しだけ広いということだ。
(「イット!」 12月27日放送)