アメリカのトランプ大統領は16日、ウクライナ軍が使用するアメリカの軍事用衛星通信サービスが一時制限された問題について、自身の指示ではないと否定しました。
トランプ大統領:
私ではないし、イーロン・マスク氏でもなかったと思う。私の理解では、これまでと同じ状態だ。
ウクライナ軍が使用するアメリカの軍事用衛星通信サービス「スターシールド」をめぐっては、一定以上の速度で移動すると通信が途切れるなどの制限が事前の通知なくかけられ、ロシア軍への攻撃やドローンの迎撃に支障が出ていました。
ロイター通信は15日、複数のアメリカ当局者らの話として、通信制限の指示がホワイトハウス内部から出されていたと報じています。
こうした中、トランプ大統領は16日、誰が指示したのか問われ、「分からない」と述べたうえで、自身の判断ではなく、スペースXを率いるイーロン・マスク氏の判断でもないとの認識を示しました。
さらに、通信制限が実際に行われたかどうかも定かではないと説明しました。
今回の問題は、トランプ大統領が燃料価格の高騰を理由に、ロシアの製油所への攻撃をやめるようウクライナに求め、両国の関係が悪化する中で起きたものです。
