和歌山県の高野山で宿坊を営む宗教法人が大阪国税局から集団で申告漏れを指摘されていたことがわかった。
申告漏れの総額は1億円を超えるという。

大阪国税局が2025年、世界遺産・高野山での宿坊や修行体験の実態を把握するため、約50の宗教法人のうち十数の宗教法人を調査した。
その結果、半数以上で総額1億円を超える申告漏れがあることを把握した。

このうち金剛峯寺の隣にある「総持院」では住職の家族が2022年からの3年間で、宿坊で得た収入などを私的に支出していたことも判明。

国税局はこれを「隠し給与」とみなし、約9000万円の所得税の源泉徴収漏れで、重加算税を含めた約4000万円を追徴課税したという。

宗教法人では賽銭など宗教活動に関わる収入には課税されないが、宿坊のような営利目的の事業は課税対象となる。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(14枚)

