日本水泳連盟は7日午前、2021年の東京オリンピック競泳男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した、男子日本代表の本多灯選手が、人身事故を起こし、危険運転致傷の罪で起訴されたため、国際大会出場を取りやめると発表した。
その上で、「お怪我をされた被害者の方に心よりお見舞いを申し上げますとともに、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
日本水泳連盟によると本多選手は、自家用車を運転中に人身事故を起こし、危険運転致傷の罪で起訴された上、事故を起こした事や起訴された事について、「本連盟への報告が発生及び起訴から相当期間を経た後」になったという。
日本水連は報告後に直ちに事実関係を確認して対応を協議した結果、「本件の重大性に鑑み、我が国を代表して出場する国際総合競技大会の代表選手としての活動を継続することは適当ではない」と判断し、本人と協議の上で、来週開幕するパンパシフィック選手権と、来月愛知県で開催される第20回アジア競技大会への出場を取りやめることにしたという。
事故の詳細については、「被害者の方のプライバシー保護及び関係機関による手続きへの配慮から、公表を差し控えさせていただきます」としている。
日本水連は、「スポーツを通じて社会の信頼に応えるべき公益法人として、本件を極めて重く受け止めております。今後、本連盟倫理委員会における審議等、所要の手続きを進めるとともに、選手・指導者に対するコンプライアンス教育を一層徹底し、再発防止及び信頼回復に努めてまいります」としている。
所属チームのホームページによると、本多選手は幼稚園時代に兄の影響を受け、水泳を始めた。2020年に日本大学に入学し、2020年日本選手権の200mバタフライで初優勝すると、2021年東京オリンピックでは200mバタフライで銀メダルを獲得した。
さらに、2024年の世界水泳選手権ドーハにおいて、200mバタフライで日本人初の金メダルを獲得したとしている。
