2月3日は節分です。
広島市の神社では、鬼を追い払うユニークな神事が執り行われました。
「皆の者、ただちにイワシ1000匹の頭を焼きて追い払うように!」
広島市中区の住吉神社で開かれたのは、「節分」恒例の「焼嗅がし」神事です。
【野川諭生キャスター】
「世の中には追い払わないといけない鬼や退治したいものがたくさんいますけれども、そういった神事です。このあたり一帯にイワシの焼ける生臭いにおいが立ち込めています。この匂いをもってそういったものを退散させます」
「焼嗅がし」は平安時代から続く伝統ある風習で、「豆まき」よりも歴史があるとされています。
【野川諭生キャスター】
「クマも魚が好きだという話ですけれども、イワシの頭を焼いた独特の臭いというのはなかなか耐え難いのかもしれません」
追い払う鬼は様々で、去年ニュースで関心を集めた「イマドキ」の鬼が続々とやってきました。
【野川諭生キャスター】
「続いてやってきたのは貧乏神です。物価高に苦しむ私たちに襲い掛かってくるとみなさんに施しをもらっている状況です」
物価高や、被害が後を絶たない詐欺被害を受けて出現した「貧乏神」も強い臭いと煙には降参した様子…
【貧乏神】
「お恵みありがとさん!お金持ちになりました。消費して消費して消費して参ります」
スッキリした表情で退散していきました。
【訪れた人は…】
「おもしろかったです。鬼さんがたくさん来ていたね」
(きょうのイワシの臭いで退治ということですが)
「大丈夫、バッチリ」
「退治したいものですか… 物欲、食欲、睡眠欲…」
悪い鬼を退散させたイワシの頭はヒイラギの枝に刺し、厄除けとして参拝者に授けられました。