節分の日の2月3日、福岡市の櫛田神社で恒例の豆まき神事が行われ、歌舞伎俳優の中村獅童さんらが会場を盛り上げました。
「福は内!鬼は外!」
博多の総鎮守・櫛田神社で行われた、節分恒例の「豆まき神事」。
特設ステージから威勢よく豆をまいていたのは、2月7日から博多座で始まる「二月花形歌舞伎」に出演する中村獅童さんなど歌舞伎俳優5人です。
◆歌舞伎俳優 中村獅童さん
「2月7日から博多座で『あらしのよるに』を上演します。親子連れ、ご家族でお越しいただけたら大変うれしいです」
節分でまかれる福豆は邪気を払って幸運をもたらすとされ、境内いっぱいに詰めかけた大勢の参拝者が無病息災を願って手を高く伸ばしていました。
◆須恵町から来た参拝者
「中村獅童さんが来るって言ったから(来た)。かっこ良かった」
◆アメリカから来た参拝者
「こういうお祭り本物は行ったことないから、すごく良かったです」
◆アメリカから来た参拝者
「めっちゃ楽しかったです。みんな『ガッ』で(と、つかむジェスチャー)」
◆福岡市から来た参拝者
「(豆が)降ってきて、ちょうどキャッチできたからいいことがあるかなと思う。ことし1年、病気もせず過ごせたらいいなと思います」
一方、飯塚市の幼稚園でも、「おにはそと、ふくはうち」の声が響きました。
2歳から5歳までの園児約130人が自分で作った鬼のお面をつけ、節分行事に参加しました。
日本の伝統文化に興味や関心を持ってもらおうと毎年実施されていて、園児たちは紙芝居による「節分の日とは何か」の説明に真剣に耳を傾けていました。
しかし突然…。
◆鬼
「俺を呼んだか?『鬼は内』と聞こえたけどな」
こわーい赤鬼と緑鬼が現れました。
あまりの迫力に泣き出してしまう子も。
それでも園児たちは、元気に声を出しながら豆に見立てたボールを投げ、鬼を退治します。
見事、悪い鬼を退治した園児たちは優しくなった鬼と一緒に歌を歌い、心の中にある「泣き虫鬼」や「意地悪鬼」、「好き嫌い鬼」などもしっかり退治しました。
◆園児
「緑の鬼が怖かった」
「パンを食べた時に(鬼が)元気になったので、めっちゃ怖かった」
◆近畿大学九州短期大学附属幼稚園 花岡恵理さん
「弱い気持ちや相手を傷つけることなく、気持ちを温かくしてもらえるお友達に育ってほしいと思っています」
鬼を追い払った園児たちには、今年も福の多い1年が訪れそうです。